親子で楽しめる多摩地域のプール5選
暑い季節にぴったり！子供が大好きな遊びといえばプール。
プールといえば、夏真っ盛りの時期にオープンするイメージが強いですが、通年利用できるプールや3月末からオープンしている施設もあります。混雑する前に、一足先にプールを楽しむのもおすすめ。
今回は、多摩地域にある小学生のお子さん連れのファミリーにぴったりのプールを5選ご紹介します。
1.ライトアップされたナイトプールも新鮮！
昼も夜も思いっきり楽しめる
よみうりランドプールWAI（稲城市）
京王線「京王よみうりランド駅」からゴンドラ「スカイシャトル」に乗って約5〜10分。＜よみうりランド＞内に、毎年夏季限定でオープンするレジャープール【プールWAI】は、都内でも有数の規模を誇ります。
まるでビーチにいるような気分が味わえる＜波のプール＞、全長250mの＜流れるプール＞、3つの高さから飛び込める＜ダイビングプール＞など、5つのプールと8種類のスライダーを備えた充実のラインナップ。一日いても遊びつくせないほどの楽しさです。
小学生のいるファミリーにとって気になるのが、スライダーの身長制限。プールWAIの目玉、長さ386m・高さ24.5mのコースを4人乗りボートで滑る＜ジャイアントスカイリバー＞は、5歳以上が対象で、10歳未満の場合は中学生以上の付添いが必要です。
スピード感たっぷりの＜直線スライダー＞、カーブが楽しい＜スラロームスライダー＞は、身長110cm以上で利用可能。
このほか、人気エリア＜わいわいジャングル＞内の5種類のスライダーは、身長90cm以上で楽しめます。
また、7月中旬から9月上旬までの期間限定でオープンするナイトプールも人気。
ヤシの木やプールがライトアップされ、まるで南国にいるようなリゾート気分が味わえます。
お昼から遊びに来ている人は、追加料金なしでそのままナイトプールも楽しめます。
キッズボイス
たくさんの水がふき出すなかで、プロのダンサーがショーをしてたよ！すごくかっこよかった！
ママボイス
子どもはプールが大好きなので、ウィークデーパスを購入！平日は何回でもいけるので、とってもお得！
【INFORMATION】
よみうりランド
https://www.yomiuriland.com/
2．雨の日も予定を変更せずに遊べるのがうれしい！
東京サマーランド
雨の日でも天候を気にせず遊べる、都内最大級のプールといえば、あきる野市にある【東京サマーランド】。
3月下旬から屋内プールの営業がスタートし、GWからは順次、屋外プールエリアもオープンするため、一足先にプールを楽しみたい人にもぴったりのスポットです。
屋内には、浮き輪を持ち込んで親子で楽しめる巨大プール〈コバルトビーチ〉や、ハワイなどで守り神として親しまれている、ちょっぴり怖い顔のTiki神（ティキ）が見守る岩山から滑り落ちる〈Tikiスライド〉、流れ落ちる滝などを探検できる〈ロックビーチ〉など、子どもも大人もわいわい遊べるアトラクションが満載です。
暑い夏を迎えるとオープンする屋外エリアで、小学生に大人気なのが〈スーパーモンキーフロート〉。
ぐらぐら揺れる浮島を、吊るされた網を使って渡るアトラクションで、ゴールまでたどり着けない小学生が続出！
渡り切るまで、何度でも挑戦したくなる人気アトラクションです。
ほかにも、高さ20mから専用ゴムボートで滑り降りる〈タワーズロック〉や、総水路延長約650mを誇る日本最大級の流れるプール〈グレートジャーニー〉など、わいわい遊んだり、のんびり流されたり、緩急をつけて一日中たっぷり楽しめます。
営業日やオープンエリアは日によって異なるため、ぜひ公式HPでチェックしてからお出かけください。
キッズボイス
プールで遊ぶと、すぐにお腹がすいちゃうけど、売店もたくさんあって選ぶのもすごく楽しかったよ。寒くなったらあったかいジャグジーにも入れるよ！
ママボイス
併設の遊園地には、〈メリーゴーランド〉や〈コーヒーカップ〉など、プールで遊び疲れた小学生でも気軽に楽しめるアトラクションがたくさん。気分転換にぴったりです。大観覧車〈スターホイール〉からは、サマーランド全体だけでなく、あきる野市の雄大な自然も大都会の街並みも一望できて、とってもお気に入り！
【INFORMATION】
東京サマーランド
https://www.summerland.co.jp/
3．競技気分が味わえる
京王アリーナTOKYO(武蔵野の森総合スポーツプラザ)
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の会場にもなった武蔵野の森総合スポーツ
プラザは2025年5月から【京王アリーナＴＯＫＹＯ】として新たにスタートしました。
京王アリーナＴＯＫＹＯの施設内には、屋内とは思えない広さを誇る50mプールがあります。2017年に建設された新しい施設のため、とてもきれい。
さらに、東京都が所有する施設なので、1回3時間までの利用が500円(中学生以下はプール利用のみ、２５０円)とリーズナブルなのもうれしいポイントです。
プールは中央に可動壁があり、日・月曜日は50mプール、火～土曜日は25m×2面に切り替えて営業しています。
本格的な競技用コースで、親子で「何メートル往復できるかな？」とチャレンジしてみるのもおすすめです。
併設するスタジオやサブアリーナでは、小学生向けのキッズダンス教室、親子卓球教室、バレーボール教室なども開催中。
また、子どもたちが楽しめるアート企画や夜の星空観望会なども、今後予定されています。
なお、プールは予約不要ですが、イベントは事前申込が必要なので、興味がある方は公式Ｘをフォロー、もしくは公式ＨＰで忘れずにチェックしてくださいね。
キッズボイス
プールがすごくきれいだった！50mも泳げるか心配だったけど、何度もチャレンジして、できたときはすごくうれしかった！
パパボイス
３時間の利用時間内であれば、トレーニングルームも利用できる。次回はトレーニングに行きたい！
【INFORMATION】
京王アリーナＴＯＫＹＯ
https://keio-arena.tokyo/
4．選べる2種のスライダーがある市民プール
東原公園水泳場（青梅市）
直線スライダーと曲線スライダー、2種類のスライダーが楽しめる市営プール【東原公園水泳場】が、青梅市にあります。
最寄り駅はJR小作駅。東口から西東京バスで4分、今寺バス停で下車し徒歩2分、＜東原公園内＞に位置しています。園内には無料駐車場もあるため、車での来訪にも便利です。
利用料は中学生以下100円、高校生以上300円、ロッカー使用料10円と、とてもリーズナブル。これも市民プールならではの魅力です。
長さ20ｍの直線スライダーは身長制限がなく、コースも3レーンあるので、列ができてもスムーズに進めるのがうれしいポイント。
一方、滑りながら一回転半する約60ｍの曲線スライダーは、スリル満点で子どもたちに大人気です。ただし、身長120cm未満のお子さんは利用できないのでご注意ください。
ほかにも、全長約180mの〈流水プール〉や、水深100〜120cmの〈25mプール〉、幼い子どもも安心して遊べる〈幼児用プール〉など、リーズナブルな価格とは思えないほど充実した設備がそろっています。
浮き輪はもちろん、シャチ型やボート型などの乗り物タイプの浮き具も持ち込みOK。
また、東原公園内にあるシルバー人材センターの食堂も利用できるので、プール帰りに食事をするのもおすすめです。
キッズボイス
スライダーは何回もすべったよ！なが～い流れるプールでは、のんびりぷかぷか流れるのがすごく楽しかった！
ママボイス
食堂のメニューが安くて、本当にありがたい！うどん、ラーメン、ポテトなど、子どもがよろこぶメニューがそろっていて助かる。荷物が多くなりがちなプール遊びで、ごはんの心配をしなくていいのは、とても心強い。
【INFORMATION】
東原公園水泳場
https://www.omesports.net/facility/higasihara-pool
5．駅から徒歩で行ける好アクセス
東大和S＆Dプール（東大和市）
西武拝島線・玉川上水駅から歩いて約10分。＜都立 東大和南公園＞内にある【東大和S＆Dプール】は、アクセスの良さも人気の、市営の屋外プールです。
毎年7月上旬〜8月下旬までの期間限定でオープン。
利用料は、大人300円、中学生100円、小学生50円、幼児は無料と、とてもリーズナブル。基本料金で2時間まで楽しめ、物足りない場合は、大人150円、中学生50円、小学生30円で1時間ごとの延長も可能です。
プールエリアには、全長141m・水深1.0mの〈流水プール〉、水深1.0〜1.2mの〈25mプール〉、浅瀬の〈幼児用プール〉と、3種類のプールがゆったり配置されています。
視界も開けていて、子どもも大人ものんびりとした気持ちで楽しめます。浮き輪の持ち込みもOKなので、流れるプールでぷかぷか遊ぶのも気持ちよさそうです。
東大和南公園は、都立ならではの広々とした自然豊かなエリア。木々が生い茂り、帰り道に公園を散策するのもおすすめです。
キッズボイス
流れるプールが楽しい！浮き輪に乗ってのんびりしちゃう。帰りに通った公園も、日陰がたくさんあって、気持ちよかったよ！
ママボイス
近くにショッピングモールがあるので、プール後に寄って軽食を食べるのもおすすめ。駅から歩いて行ける距離なので、ママひとりでも連れて行けるし、ついでに夕飯の買い物もできるので、とても便利。
【INFORMATION】
東大和S&Dプール
https://www.city.higashiyamato.lg.jp/shisei/shiyakusho/shisetsu/sports/1006849.html
一日たっぷり遊べるアトラクション満載のレジャープールから、リーズナブルに楽しめる市民プールまで。年齢やそのときの気分に合わせてプールを選べるのも、種類豊富な多摩地域ならではの魅力です。プールのオープン日は施設によって異なるので、興味のあるプールは事前に公式HPをチェックしてみてくださいね。
取材・文／加賀美明子（NeemTree）
