多摩ぐらし、楽しんでいます!
緑が多く豊かな自然環境が広がる多摩地域。大型商業施設がそろい、交通の利便性もよいこの地域は、近年、子育て世代からも人気を集めています。今回は、多摩地域で子育てをしているパパ&ママに、多摩地域に暮らす魅力や子育てに関するリアルな声を集めました。
多摩ぐらしを始めたきっかけは、実家との距離や豊かな自然
Q.なぜ、多摩地域に住もうと思いましたか?
- 「妻の実家が近いから」(昭島市/12歳・9歳のパパほか)
- 「夫の地元で、夫の実家から近いから」(府中市/8歳のママ)
- 「実家の近くだから」(立川市/2歳のママ)
- 「生まれ育った街で住み心地がよいから」(八王子市/14歳・12歳・9歳・7歳・7歳のパパ)
- 「自然豊かだから」(国分寺市/5歳・3歳のパパ、日野市/3歳のママほか)
- 「JR線にも徒歩圏内で都心へのアクセスが便利だから」(日野市/0歳のパパ、西東京市/9歳・6歳・4歳のパパほか)
アンケートに回答いただいた、多摩地域に住む子育て中のパパ&ママの多くが、住んだ理由として「実家に近いから」と回答。多摩地域は、子世代と親世代がお互いに協力し支え合って暮らすご家庭が多いこと、幅広い世代にとって安心して暮らしやすい環境が整っていることがわかりました。また、「自然が豊かだから」「緑豊かで都心へのアクセスがよいから」など、緑あふれる環境と都市部への交通利便性のいいとこ取りができる点も人気の理由のようです。
多摩ぐらしのパパ&ママのほとんどが「多摩地域は住みやすい」と回答
Q.多摩地域の住みやすさはいかがですか? その理由は?
「多摩地域は住みやすい」と答えた理由
- 「買い物がしやすいから」(日野市/1歳のパパ、国立市/3歳・0歳のパパほか多数)
- 「子どもと遊べる公園が充実しているから」(国立市/3歳・0歳のパパ、八王子市/10歳のママほか多数)
- 「都心へのアクセスに過度な負担がないから」(西多摩郡瑞穂町/9歳・6歳のパパ)
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「高速のインターが近く便利だから」(国立市/2歳のパパ)
- 「図書館、動物公園、温水プール、プラネタリウムなど、子どもと過ごせる施設が充実しているから」(羽村市/8歳・6歳のママ)
- 「市の施設が充実しているから」(府中市/8歳のパパ)
- 「子育て支援が充実していると感じるから」(日野市/3歳のママ)
- 「治安がよく、住んでいる人も穏やかで住みやすいから」(府中市/15歳・13歳・7歳のママ)
- 「近所に子どもがいる世帯が多く、人の目が多いため安心感があるから」(国分寺市/3歳・0歳のパパ)
子育てファミリーにとって住みやすさとは、買い物がしやすく、子どもと遊べる公園や公共施設が整っていること、子育て世帯が多く安心できる住環境であることが重要なポイントと言えます。多摩地域には、様々なジャンルの大型商業施設や、広大な敷地に子どもが楽しめる遊具や環境が整った公園がたくさんあります。都心に遊びに行ったり、わざわざ遠出をしなくても十分楽しめる多摩地域は、子育てをする場所としてぴったりと言えそうです。では、実際にお子さんと一緒にどんなスポットにでかけでいるのでしょうか。
子連れにやさしい大型商業施設や、広大な公園が人気!
Q.子連れで気軽におでかけできるお気に入りスポットはどこですか?
- 「イオンモールが買い物に便利」(東久留米市/8歳・4歳のパパ)
- 「GREEN SPRINGSは、おしゃれなカフェも多く、ときどきマルシェなどのイベントもやっている」(府中市/15歳・13歳・7歳のママ)
- 「立川のららぽーとは広々していて、ゆっくり買い物ができる。子どもの遊び場が多く、フードコートだけでなくカフェやレストランも子連れにやさしい。子どもが通えるクリニック等があり、待ち時間に買い物をして時間がつぶせたりトイレがたくさんあったりと使いやすい」(立川市/2歳のママ)
- 「聖蹟桜ヶ丘のデパートは、フードコートや生活雑貨店があってお気に入り」(日野市/12歳・10歳のパパ)
地元の子育て世代には、ショッピングだけでなく、映画館や、あらゆるジャンルのレストランが揃っている大型複合施設が人気です。昭島のアウトドアビレッジのように火おこしや薪割りイベントなどでアウトドア体験ができ、ちょっとしたキャンプ気分を楽しめる施設も注目を集めています。
Q.子どもとよく遊ぶ定番の公園はどこですか?
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「昭和記念公園。子どもが1日遊べるから」(立川市/3歳・1歳のパパ)
- 「小金井公園。緑が多いから」(小金井市/5歳のパパ)
- 「秋留台公園は、広くて運動がしやすく遊具も充実していて、昆虫採集ができる」(あきる野市/8歳・4歳のパパ)
- 「北第一公園。広くて、夏は水遊びができる」(立川市/10歳・8歳・4歳のパパ)
- 「上清戸公園。できたばかりで、きれいに整備されているから」(清瀬市/4歳・2歳のパパ)
- 「黒鐘公園。遊具が豊富で子どもが飽きない」(国分寺市/5歳・3歳のパパ)
多摩地域には、1日では遊びきれないほど広大な敷地の公園や、丘陵地を活かした自然豊かな公園、子どもに人気の遊具が充実した公園など、赤ちゃんからおじいちゃんおばあちゃんまで、幅広い世代が一緒に楽しめる公園がたくさんあり、休日のおでかけには困りません。
Q.多摩地域で、これから行ってみたい場所は?
- 「多摩動物公園。コロナ禍でまだ連れて行けていないから」(国分寺市/2歳のパパ)
- 「府中市郷土の森公園。子どもが恐竜好きなので、ティラノサウルスのモニュメントを見に行きたい」(あきる野市/8歳・4歳のパパ)
- 「高尾山。ケーブルカーがあり、子どもと一緒に登りたいと思ったから」(日野市/5歳のママ)
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「武蔵野の森公園。飛行機が間近を飛ぶから(国立市/3歳・0歳のパパ)
都内最大級の動物園・多摩動物公園や、2007年にミシュラン三つ星を獲得し、昨年東京都で初めての日本遺産に認定された高尾山など、多摩地域には観光スポットがいっぱい! 春にはお花見、夏には水遊び、秋の紅葉や冬のイルミネーションなど、四季を通して楽しめる場所も数多くあります。お気に入りのスポットを家族で探すのもいいですね。
多摩ぐらしのおすすめポイントは"利便性と豊かな自然の両立"
Q."多摩ぐらし"のおすすめポイントを教えてください。
- 「都心や神奈川、埼玉にも行きやすく、身近に自然が多いところ」(立川市/10歳・8歳・4歳のパパ)
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「ほどよく栄えているため、住むには便利で治安もいい。都心へのアクセスがよく、緑豊かで公園が多く、子育てしやすい環境」(小金井市/5歳・1歳のパパ)
- 「緑が多くて、東京とは思えない環境に触れられる」(小金井市/5歳のパパ)
- 「のどかでのんびり暮らせる。車があれば、様々なジャンルの大型店舗が揃っているので不便はない」(東村山市/10歳・7歳のママ)
- 「街なら立川や多摩センター、子連れスポットなら昭和記念公園や多摩動物公園などがおすすめ!都心に行く必要がない」(日野市/12歳・10歳のパパ)
- 「地価や賃料が都心と比べて安いところ」(東久留米市/8歳・4歳のパパ)
子育てをするうえで、住環境はとても大切です。東京でありながら、豊かな自然やあたたかい地域のつながりが残り、医療体制や子育て支援も手厚い多摩地域は、安心して生活することができます。そんな多摩地域で、のびのびと子育てをしたいというパパやママの声が多く聞かれました。
のびのびとした子育てがかなう、多摩地域
Q.多摩地域で今後どのように子育てしていきたいですか?
- 「東京の先進的な部分も体験させつつ、自然体験を多くさせて、チャレンジする子育てをしたい」(西多摩郡瑞穂町/9歳・6歳のパパ)
- 「できる範囲で、地域のふれあい活動に親子で参加していきたい。参加することで、地域の方々とのつながりができ、たくさんの方との出会いから様々なことを学んでいきたい。地域の方に一緒に子育てしていただいている気持ち」(八王子市/10歳のママ)
- 「多摩の自然のようにのびのび育てたい」(西東京市/9歳・6歳・4歳のパパ)
緑豊かな多摩地域で「のびのびと子育てしたい」と願うパパ&ママが多いことがわかりました。地域の人とのつながりを大切にしながら、社会全体で子どもの成長を見守っていけたら素晴らしいですね。
子どもが育つ町は、いずれ子どもにとっての故郷になります。だからこそ、小さな頃から故郷となる街で、家族との素敵な思い出を重ねていきたいですよね。自分が暮らしている街を知ることで、子育てや日々の暮らしがさらに楽しくなり、家族の笑顔が広がります。自然を身近に感じ、地域のつながりを大切にしながら、ゆったりと暮らせる"多摩ぐらし"の魅力を、改めて家族で探してみてはいかがでしょうか。
取材・文/木山理絵(Neem Tree)