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マンホールカードの魅力に迫る!多摩地域のカードコレクターサクマ・イケルさんに聞いてみた!

 

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街を歩けばふと目に入るマンホールのふた。
実はデザイン性に富んだマンホールが多数あり、その魅力を伝える「マンホールカード」を集める人が増えているそう!?

ご当地の風景やキャラクターが描かれたカードは、自治体ごとに配布されており、コレクションの楽しさはもちろん、地域の歴史や文化を知るきっかけにもなります。
多摩地域に住むサクマ・イケルさんもマンホールカードを愛してやまない一人。サクマ・イケルさんにマンホールカードの魅力を聞いてみました!

――マンホールカードを集め始めたきっかけを教えてください。

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元々カード収集が好きで、子どもの頃はプロ野球カードを集めていました。子どもが生まれ、自分の子どももポケモンカードを集めていたこともあり、一緒にカード集めをすることもありました。
仕事の関係で自治体の施設に行く機会が多いこともあり、市報をチェックしている際に、マンホールカードの存在を知りました。マンホールカードを知った今、まんまとマンホールカード集めにはまっています。

――多摩地域のマンホールカードはどのくらい集めましたか?

正直、多摩地域で発行されているマンホールカードの半分もまだ集められていません。
なので制覇したいと燃えています!

tama-manholecard-1.jpeg多摩地域のマンホールカードは、主に市役所の下水道課や公共施設、観光協会などで配布している

――マンホールカードを集める楽しさや魅力とは?

マンホールカードは、全国各地で発行され、年々発行数も増えているので、コレクターからすると中毒性があります。また無料ということで収集コストが不要なのも嬉しいポイントです!

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また、カード集めをきっかけに、発行場所の施設を見学したり、各地の美味しいお店に行ったりと街歩きを楽しむこともできます。

私の楽しみは、カードに記載されているデザインのマンホールがある現地を目的にして、街歩きをすることです。全国各地で発行されていて旅行先でも集めることができるので、旅行の際も楽しみの一つにしています!

――マンホールカードってどうやってもらうの?

マンホールカードの配布場所(市役所・観光案内所・公共施設など)に行って、窓口でもらいます。

1.「マンホールカードください」と申し出る
2.依頼されたときは簡単なアンケートに回答する

カードの配布は先着順で、基本的に1人につき1枚です。

――ゴールドのカードとブルーのカードの違いって?

マンホールカードの「ゴールドカード」は、レアなカードです。
ゴールドカードは初期配布やイベント・キャンペーン限定で、通常のブルーのマンホールカードに比べて、発行枚数が非常に少なく、プレミア感が高いので、マンホールカードコレクターの間では人気があります。

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――ズバリ!サクマ・イケルさんの多摩地域の推しマンホールカードは?

私の推しマンホールカードは、稲城市の「ガンダム」、多摩市の「ラスカル」、東久留米市の「ブラックジャック」、府中市の「ちはやふる」です。どれもアニメのキャラクターがデザインされたマンホールカードで、大人気のカードです。

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――マンホールカードを集めるなかで印象的なエピソードがあれば教えてください。

偶然出会ったカードコレクターにマンホールカード収集に便利なスマホアプリを教えてもらいました。それからそのアプリをよく活用しているのですが、地方まで行ったのに、発行場所がなくなっていました(笑)。衝撃的な出来事だったのでとても鮮明に覚えています。

他に印象的なことといえば、新規カード発行日に市役所へ行った際、すでに数十人の行列ができていて驚きました。市役所の担当者に聞いたところ、新規発行の情報はSNSで拡散されており、全国からコレクターが集まってくるそうです。私以外にもこんなにもコレクターがいるのだと衝撃を受けました。

――マンホールカード集めをしながら街歩きをしているとのことですが、多摩地域で見つけた魅力はありますか?

多摩地域でのカード収集は主にサイクリングしながら行くのですが、その道すがらで、素敵な景色を感じることができました。夏は各地のひまわり畑をたくさん発見し、季節ならではの風景を楽しみました。

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小平市のふれあい下水道館では、建物の地下数メートルのところで、実際に活用している下水道管などを見学することができました。国分寺市は「日本の宇宙開発発祥の地」なので、国分寺駅近くにロケットがデザインされたマンホールが10個以上あります。

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私の地元でもある府中市で街中のデザインマンホールを見に行った際には、これまで目に入らなかったお店や風景を見つけることが出来ました。多摩地域には神社やお寺が多いことにも改めて気が付きました。

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多摩地域でカード発行している場所には、自治体の歴史館、博物館や観光協会などもあります。カードを受け取りながらその施設見学をすると、多摩地域の歴史や観光についても知ることができます。これまで気づかなかった多摩地域の魅力を感じています。

――たまちっぷす読者へメッセージをお願いします

マンホールカードはコレクションするだけでなく、デザインマンホール自体、大人も子どもも楽しめるデザインですし、デザインマンホール探しとして気軽に散策するなど、親子で様々な楽しみ方があります。
町田市の芹ヶ谷公園には、子どもたちに人気のポケモンのデザインマンホールが公園内にたくさんあり、安全にポケモンマンホール探しで楽しめます。マンホールカードを集めるもよし、デザインマンホールを探しに行くもよし、ぜひ親子で楽しんでみてください。

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マンホールカードは、ただのコレクションアイテムではなく、地域の魅力を再発見するきっかけにもなりそうです。多摩地域には、ユニークなデザインのマンホールが数多くあり、カードを通じて新たな街歩きの楽しみ方が広がりそうです。サクマ・イケルさんのように、自分なりの楽しみ方を見つけながら、ぜひ多摩地域を巡ってみてはいかがでしょうか?きっと思いがけない出会いや発見が待っていますよ!

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たまちっぷす編集部

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