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年間パスポートでおトクにもっと楽しく!多摩地域のおでかけスポット

 

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(公財)東京動物園協会

多摩地域には、一度行っただけでは遊び尽くせないほど充実した「おでかけスポット」がたくさんあります。
季節によって見どころや開催中のイベントが変わったりと、年間をとおして通ってみると、新たな発見がある場合も。
そこで、今回は何度でも通いたくなる、多摩地域の年間パスポートのあるおでかけスポットを4か所ご紹介します。
2023年は年間パスポートを活用して、賢く充実した家族のおでかけを実現してみませんか。

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1. 東京ドーム約39個分の広さ!
四季折々の自然を味わえる 国営昭和記念公園

国営昭和記念公園は、立川市と昭島市にまたがって位置する、180haもの広さを誇る国営公園です。
立川駅、立川北駅、西立川駅、武蔵砂川駅など、各駅からアクセスでき、都内にいながら豊かな自然を味わえるスポットです。
「日本庭園」や「トンボの湿地」など自然と触れ合えるエリアから、「うんどう広場」などスポーツをするためのエリア、バーベキューガーデンやレストランまで充実しているので、思い思いの過ごし方で1日中楽しめます。

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【みんなの原っぱ】園内の真ん中にある広大な原っぱは、ピクニックに最適!

国営昭和記念公園では、年間で800種を超える花、植物を見ることができ、自然の移ろいを感じるのにぴったり!
春は「フラワーフェスティバル」が開催され、桜やチューリップ、フジなど、華やかなフラワーリレーが楽しめます。
秋は9月に「コスモスまつり」、11月に「黄葉・紅葉まつり」では風情豊かな景色に彩られます。

毎月、親子で季節や自然を楽しむための工作や体験型イベントも開催しているので、ホームページをチェックして活用したいですね。

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【こどもの森】家族連れに人気なのが、遊具が充実した「こどもの森」。
中学生以下のお子さん専用の巨大トランポリン「雲の海(ふわふわドーム)」や日本一の大きさを誇る「虹のハンモック」は大人気です。遊具の他に、自然の素材を使って工作を楽しめる施設「木工房」や、お菓子や飲み物を販売している「こどもの森売店」もあり、時間を忘れて遊べるエリアです。

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【パークトレイン】公園内を約45分で一周する汽車型の乗り物です。
広大な敷地の移動に便利なのはもちろん、乗車中には公園施設の見どころの紹介もしてくれるので、公園内の自然をゆっくり味わうのにもおすすめです。
(15歳以上:1回乗車400円、1日フリーパス券600円 4歳〜中学生:1回乗車200円、1日フリーパス券600円)

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【レンタサイクル】公園内には総延長14kmのサイクリングコースがあり、レンタサイクルおよび持込みの自転車で利用ができます。
立川口、西立川口、砂川口サイクルセンターの3か所で自転車を借りることが可能。
(おとな:3時間420円、一日券530円 中学生以下:3時間260円、一日券320円)

●昭和記念公園 年間パスポート活用法

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おとなの入園料は1人につき450円。
年間パスポートは4,500円なので、年間10回以上行く場合は年間パスポートを購入した方がお得です。
特典が充実しているのも、昭和記念公園の年間パスポートの魅力。
駐車料金が割引になる他、園内のレストラン(渓流広場レストランを除く)で食事をするとドリンクが1杯サービスになります。
また、年間パスポートを提示することで、昭和記念公園以外の全国の12の国営公園にも無料で入園ができます。

開園時間:季節、エリアによって異なるtama-pass06.JPG
休園日:年末年始(12月31日、1月1日)
    1月の第4月曜日とその翌日
アクセス:あけぼの口(みどりの文化ゾーン)へは、
JR線「立川駅」北口から徒歩10分
多摩都市モノレール「立川北駅」公園口から徒歩8分等
公式HP:https://www.showakinen-koen.jp

2. 動物の自然な姿が観察できる!多摩動物公園

動物好きな親子におすすめなのが、約300種の動物が見られる「多摩動物公園」。
豊かな自然が残った広い展示場では、動物がのびのびと過ごす様子を見ることができます。園内は東京ドーム約10個分の広さがあるので、お目当ての動物を見逃さないよう園内マップで展示場所を確認した上で、無料シャトルバスも活用しながら園内をまわると効率的です。

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(公財)東京動物園協会

【アジア園】ニホンカモシカやタヌキなど日本産の動物をはじめ、アジア各地の動物に出会えます。
アジアの山岳に生息するユキヒョウやレッサーパンダ、鎧のような皮ふを持つインドサイ、猛禽類が飛翔する「フライングケージ」や新しくなったアジアゾウの施設「アジアゾウのすむ谷」、さまざまな鳥を間近に観察できる「ウォークインバードケージ」(鳥インフルエンザ対策で展示休止あり)など、見どころがいっぱい!
「どんぐり広場」で開催しているモルモットとのふれあいプログラムでは、ただモルモットを触るだけでなく、紙芝居やクイズに参加しながらモルモットのことを知り学ぶことができます。
11時からどんぐり広場横で参加券が配布され、1回20分程度、1日に4回おこなわれます。

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(公財)東京動物園協会

【オーストラリア園】コアラやカンガルー、タスマニアデビルなど、オーストラリアに住む動物と出会えます。
【アフリカ園】ライオン、キリン、チンパンジーなどの動物が群れで暮らしている様子を観察できます。
ライオンの群れをバスに乗って観覧できる「ライオンバス」は9:30〜チケットが購入でき、10:00〜16:00の指定された時間に乗車可能。
(おとな:500円、3歳〜中学生・65歳以上:150円)

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(公財)東京動物園協会

【昆虫園】「昆虫生態園」では、一年を通してたくさんの蝶が舞う大温室を散策できます。
「昆虫園本館」内ではハキリアリやグローワームといった海外の昆虫に出会うことができ、昆虫好きにはたまらない空間!
※定期的に展示変更があるため、最新の展示状況はホームページをご確認ください。

●多摩動物公園 年間パスポート活用法

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多摩動物公園の入場料は、小学生以下、都内在住・在学の中学生は無料です。おとな(高校生以上)は入園料が600円、年間パスポートが2,400円なので、年に4回以上通う場合は年間パスポートの購入がお得になります。
年間パスポートは、正門券売所で各日16:00まで購入することができます。

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開園時間:9:30〜17:00
休園日:水曜日、年末年始(12月29日〜1月1日)
  ※水曜日が祝日や振替休日の場合はその翌日
アクセス:京王線、多摩モノレール「多摩動物公園駅」から徒歩1分
公式HP:https://www.tokyo-zoo.net/zoo/tama/

(公財)東京動物園協会

3. 夏はプール、冬はイルミネーション!
1年中楽しめるよみうりランド

よみうりランドは、東京都稲城市にあるアミューズメントパーク。
遊園地として、子どもから大人まで楽しめるアトラクションが充実しているのはもちろん、アシカショーから休日はステージショーまで見どころが満載です。夏はプール、冬はイルミネーションと季節ならではのイベントも目白押しなので、年間を通して楽しめるスポットです。

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園内には、絶叫系から小さな子ども向けまで幅広い種類のアトラクションが40機種以上あります。
山の地形を生かして縦横無尽にアップダウンを繰り返す、よみうりランド名物の大型コースター「バンデット」や遊園地定番の「大観覧車」など、お気に入りのアトラクションが見つかるはず!
混雑している時でも待たずにアトラクションに乗れる「スムースチケット」(1名につき800円、大観覧車のみ1名につき500円)が購入できるアトラクションもあるので、効率的に回れるよう計画したいですね。

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よみうりランドで特徴的なのが、自動車、食品、ファッション、文具、健康の5業種からなるfactoryで構成された遊園地エリア「グッジョバ!!」。
各企業とコラボしたアトラクションやワークショップに参加し、能動的にものづくりを体感できます。

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よみうりランドは、土日祝日におこなわれるステージショーも充実!
子どもの好きなキャラクターに会えるチャンスを見逃すことのないよう、ホームページをチェックしてくださいね。
また、らんらんエリアでは、アシカショーが毎日開催されています。
普段はなかなか見ることのできないアシカショーのバックヤード見学や、アシカとのふれあい体験もできます。(不定期開催)

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夏季には5つのプールと3種のスライダーがオープンし、冬季はイルミネーションと、よみうりランドでは季節ごとに違った楽しみ方ができるのが大きな魅力。
2023年4月9日(日)まで開催されているイルミネーション「ジュエルミネーション」では、園内全体が宝石色をイメージしたLEDでやさしく包まれます。波のプールでは17:00から15分間隔で迫力満点の噴水ショーも開催中。

●よみうりランド 年間パスポート活用法

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※プール入場は別料金  ※年間パスポートはよみランCLUB入会が必要

入園+アトラクション乗り放題のワンデーパスは、おとな1人につき5,800円。年間パスポートは18,900円なので、年間4回以上(未就学児は年間3回以上)入場する場合は年間パスポートを購入した方がお得です。
よみうりランドはワンデーパスと年間パスポート以外にも、半年パス、アフターパス(15:00以降の入園+アトラクション乗り放題)、半年パス、入園のみのチケットがあるので、入園する時間帯や時期、遊び方に応じて考えるのがおすすめです。

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開園時間:時期や曜日によって異なる
アクセス:京王線「京王よみうりランド駅」からゴンドラ「スカイシャトル」約5〜10分
バス約5分、小田急線「読売ランド前駅」からバス約10分
公式HP:https://www.yomiuriland.com

4. 動物園からミニ遊園地まで
子どものワクワクが詰まった 井の頭自然文化園

「吉祥寺駅」から徒歩10分のところ、井の頭恩賜公園の一角にあるのが「井の頭自然文化園」です。
動物園、資料館、彫刻園のある「動物園(本園)」と水生物館や水鳥の展示がある「水生物園(分園)」に分かれた、自然と文化が調和した施設です。
170種類以上の動物が観賞できる上、ミニ遊園地や芝生広場もあり、何度来ても親子で楽しめるスポットです。

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動物園では、フンボルトペンギンやカピバラなど人気のある動物をはじめ、170種類以上の動物を観察できます。
その中でもメインスポットの一つが「リスの小径」。
放し飼いのリスが暮らす小径の中に入り、リスがクルミを割って食べたり、樹上を縦横無尽に駆けまわる自然な姿を間近で観察することができます。

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「いきもの広場」は、動物園の中に作られた「近所の自然」。

ここでは身近な生き物との出会いをとおして、四季折々の生き物の暮らしや自然の素晴らしさを体感することができます。

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「スポーツランド」は子どもに大人気のミニ遊園地です。
メリーゴーランドやティーカップなど、子どもから大人まで遊べるアトラクションが揃っています。スポーツランドの隣には広々と走り回れる「芝生広場」もあり、様々な楽しみ方ができます。

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本園と同じチケットで入ることができる水生物館では、水辺の生き物を観賞できます。
「水生物館」には、魚類だけでなく両生類、水生昆虫、水生植物など、淡水の生き物が幅広く展示されています。
水生物館を出た先では、水辺に生息するサギの仲間やオシドリなどの鳥類が自然な姿で暮らす様子が見られます。

●井の頭自然文化園 年間パスポート活用法

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井の頭自然文化園の入場料は、小学生以下、都内在住・在学の中学生は無料です。
おとな(高校生以上)は入園料が400円、年間パスポートが1,600円なので、年に4回以上通う場合は年間パスポートの購入がお得になります。
年間パスポートは、正門、弁天門、七井門の3か所のチケット販売窓口で16:00まで購入することができます。

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開園時間:9:30〜17:00(入園は16:00まで)
休園日:月曜日、年末年始(12月29日〜1月1日)
     ※月曜日が祝日や振替休日の場合は、その翌日
アクセス:JR中央線・総武線、京王井の頭線
     「吉祥寺駅」南口(公園口)から徒歩10分
公式HP:https://www.tokyo-zoo.net/zoo/ino/


同じスポットでも、季節や時期によって楽しみ方がいろいろ。
お気に入りの場所を見つけたら、年間パスポートを利用することで、定番の遊び方はもちろん、家族にぴったりのオリジナルの過ごし方を深めてみてくださいね!

取材・文/池田好(Neem Tree)

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