親子で一緒に応援しよう!地元のスポーツチーム
©TOKYO VERDY
プロのスポーツ選手が本気で挑む試合を見ることは、楽しいだけではなく、勇気や元気をもらえますよね。
特定のチームや選手を応援することによって、同じチームや選手を応援する仲間と一体感を得られたり、共感したりできるのもうれしいもの。親子でその時間を共有すれば、「あの選手のプレー、よかったね!」「あきらめない姿を見て、感動したよ」などと、熱い会話で盛り上がることも。多摩地域には、心をゆさぶるプレーを見せてくれるチームがたくさん。
そこで、家族みんなで応援したくなる、地元のプロスポーツチームを紹介します。
今年は5人制のプロチームも始動!
3人制バスケチーム「立川ダイス」
立川ダイスは、2016年に設立された地域密着の3人制プロバスケットボールチームです。
3人制バスケは3×3(スリーバイスリー)と言われますが、試合に出るのは3人の選手。5人制のバスケとは異なり、ハーフコートで1つのリングを使って得点を競います。
スピーディな試合展開で、10分ほどで勝者が決まります。ノリのよいアップテンポな音楽をかけてプレーすることが多く、コートが間近で迫力のある競技を見ることができます。
<2021年6月 ホーム会場のアリーナ立川立飛で総合優勝! 福田大佑選手がMVPを受賞>
2022年のリーグは5月からスタートし、地元でのホーム試合はアリーナ立川立飛やドーム立川立飛で行われます。次のシーズンの試合も昨年と同様にオンライン配信が予定されているので、地方開催の試合は自宅で応援したいですね。
今年はなんと、5人制バスケのプロチームも本格始動!
現在、2022-23シーズンのB3リーグ参入に向けて最終審査待ち中。審査に通過すると、2022年10月からアリーナ立川立飛で試合が見られるようになります。
【INFORMATION】
立川ダイス
http://tachikawa-dice.tokyo
全ホームゲーム、小中学生無料招待!
5人制バスケ「東京八王子ビートレインズ」
プロバスケットボールチームの東京八王子ビートレインズは、八王子市唯一のプロスポーツチーム。
「子どもたちに夢と未来を!」「バスケで八王子を盛り上げる!」を理念に、地域を盛り上げ、プロの試合をひとりでも多くの子どもたちに見てほしいという思いで、エスフォルタアリーナ八王子で開催されるホームゲームの全試合を小中学生は無料で観戦することができます。
現在もホームゲームがコンスタントに開催されているので、スケジュールをチェックしてみましょう!
チームのマスコットキャラクターは、チーターの「トレンチー」。
ホーム試合の会場はもちろん、公式YouTubeチャンネルや公式ツイッターにも頻繁に登場し、チームの活動を盛り上げています。トレンチーがいれば、小さなお子さんと一緒に観戦へ出かけても、楽しく過ごせますね。
バスケットボール専門の有料動画配信サービス「B3TV」で全試合の視聴が可能なので、オンラインでも応援できます。
プロの選手たちの迫力あるプレーは2階席から見ても圧巻!
チームカラーのレッドTシャツやハリセン、ペンライトなどを用意して、同じリズムで応援すれば一体感に心地よくなることまちがいなし!
【INFORMATION】
東京八王子ビートレインズ
https://trains.co.jp
50周年を機に多種スポーツの分野に参入!
日本初のプロサッカーチーム「東京ヴェルディ」
©TOKYO VERDY
東京ヴェルディと言えば、日本を代表するプロサッカーチーム。
1969年に読売サッカークラブとして誕生してから、Jリーグ初代年間優勝を経て、日本サッカー界のパイオニアとして数々のタイトルを獲得してきました。
2019年にはクラブ創立50周年に。
ホーム会場の「味の素スタジアム」で試合が行われるときは、観客席が緑色のヴェルディカラーに染まります。そんなファンの支えが選手やチームの力となっていることでしょう。
現在は、サッカー以外にもバレーボール、野球、バスケットボール、トライアスロン、チアリーディング、eスポーツなど、14種目(2022年3月4日現在)のチームがあります。
©TOKYO VERDY
2022年のシーズン公式戦は2月から始まっています。週末や連休中のホーム試合では、親子サッカーイベントや、誰でも参加できる「キッズパーク」などが開催されます。
ホーム試合の日程やイベント情報は、事前にホームページでチェックしておきましょう。
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こちらは、2020年に誕生した新マスコット「リヴェルン」。今年の5月4日に2歳の誕生日を迎えます。
誕生日近くの試合では、リヴェルンのバースデーイベントが企画される可能性も。2022年Jリーグのマスコット総選挙では21位という結果でした。これからも応援していきましょう。
リヴェルンの活躍や今後の活動予定は公式ツイッターをチェック!
【INFORMATION】
東京ヴェルディ
https://www.verdy.co.jp
府中から立川へ拠点を移して改名!
フットサルチーム「立川アスレティックFC」
府中アスレティックフットボールクラブは、2000年8月に府中市で設立された総合型地域スポーツクラブ。
フットサルトップチームは、2018年から新たに立川市をホームタウンに加え、「立川・府中アスレティックFC」として活動しています。
そして、今年4月からはホームタウンを立川市へと移し、チーム名を「立川アスレティックFC」に変更し、チームエンブレム・ロゴを一新。日本フットサルリーグ(Fリーグ)優勝に向けて、男子と女子のそれぞれのチームが活動しています。
フットサルは屋内コートで行う5人制の競技。
サッカーの9分の1ほどの広さで、ボールはひと回り小さめです。動きの展開が速く1人の選手がボールに触れる機会が多いので、個人プレーの見応えがあります。
ホーム試合の主な拠点は、アリーナ立川立飛です。
試合時には、音響や照明の演出で会場が盛り上がります。迫力あるプレーを会場で体感してみましょう。
今までのチームカラーはブラウンでしたが、新チームはブルー!
トレードマークの馬は健在です。4月以降、新チームのホームページやツイッター、インスタグラムが開設される予定。
6月から開幕するリーグに向けて、チームを盛り上げるイベントがいろいろと企画されているので、ホームページの情報をチェックしてくださいね。
【INFORMATION】
立川・府中アスレティックFC
https://fuchu-athletic.com/m-futsal/
日野市民と共にチームを盛り上げる!
ラグビーチーム「日野レッドドルフィンズ」
日野レッドドルフィンズは、1950年に日野自動車ラグビー部として活動をスタートした歴史あるラグビーチームです。
国内最高峰のトップリーグ(TL)に初昇格した2018年シーズンから「日野自動車」という親会社の企業名をチーム名からはずし、地域名の日野を掲げて地元を盛り上げるチームという意識を高めています。
今年からは、新たに開幕したリーグ「JAPAN RUGBY LEAGUE ONE(ジャパンラグビーリーグワン)」に参入。
4月10日(日)のホーム試合では、祭りをテーマにした「ドルフィンズパーク」を開催予定。
ラグビーの魅力やルールをわかりやすく解説する紙芝居や親子で縁日を楽しめます。上半身も下半身も筋肉ムキムキのプロ選手が、全力で走り、力強くスクラムを組み、かけ声をかける姿は迫力があり、生で見るほど胸に響きます。
試合が終われば、敵や味方の区別をしない「ノーサイドの精神」はとても紳士的で、子どもたちに思いやりの心を育みます。
試合中継は「J SPORTS」に加入すれば、オンラインで観戦できます。
子ども向けのラグビーアカデミーにも力を注いでいます。
小学3年生から参加が可能で、さまざまなコースがあります。その中の一つに、タックルなどのコンタクトプレーを伴わない練習をするクラスも展開。初心者でも安全にラグビーに挑戦できます。
【INFORMATION】
日野レッドドルフィンズ
https://hino-reddolphins.com
試合観戦へ行けば、子連れのおでかけスポットでは出会えない年代の人との熱い交流が生まれるかもしれません。チャンスがあればホームゲームは現地で観戦し、地方試合はオンライン配信でチェック。
シーズン中のプロチームの活躍を親子で応援しましょう。
取材・文/今井美由紀(Neem Tree)