先輩ママに聞きました!どこまでOK?ママ友とのお金の話
ひとりでは大変な子育て。同じように悩んだり支えあったりできるママ友の存在はかけがえのないものです。
一方で、信頼してなんでも話せる関係性になったとしても、マナーは大切です。よく耳にするのが、お金の話はタブーであるということ。
そこで今回、ママ友とのお金の話にまつわる先輩ママたちの経験をお聞きしました。
ママ友とのお金に関する会話に不安のある方必読です。
あとあと気付いた、あんなこと聞かなければ良かった!
普段の会話からちょっとしたことで踏み込んだことを聞いてしまうことは少なくありません。
相手はどう感じたかはわからないけれど、あとからしまった!と思ったことは、お金の話題でも多々あるようです。
【リアルパパ・ママボイス】
新型コロナウイルスや社会情勢の影響があるかどうかを、我が家と同じ業界で働くパパのいる家庭のママに、最近どう?と聞いたことがある。
今思うと、嫌な気持ちにならなかったかな?と感じる。(小3・小1・5歳のママ)
保育園のママ会で、二次会のカラオケに行った時のこと。酔っ払っていたこともあって、『こちらのお宅はめちゃ稼いでいるから!』と何の気なしに言ってしまった。
その場ではウケたけれど、後から反省した。(小2・6歳のママ)
夫婦ともに大手企業に勤めるママ友と中学受験の話をしていた時に、『うちはあなたの家みたいに高収入じゃないから経済的に厳しい』と本音ではあるけれど、つい口を滑らせてしまった。(小6のママ)
5人くらいのママ飲み会で、毎月いくら貯金している?という話に。
隣の席のママ友に『貯金している?』と聞いたら、『経済的に苦しくて、ほとんどできていない』という答えが。なんてことを聞いてしまったんだと猛省!(小4・小3のママ)
どうしてあんなこと聞かれたんだろう......とモヤモヤしたお金の話
突然質問されたのでつい正直に答えてしまったけれど、後から「ああ......言わなきゃよかったな」と思うことも。
親しき仲にも礼儀ありなので、自分が言いたくないことにはうまくかわす言葉を用意しておくのも手です。
【リアルパパ・ママボイス】
久しぶりにあったママさんに近況報告がてら今のパートの仕事を話したところ、『え?時給いくら?前の仕事の方が時給よさそうだけれど!』と。
向こうは悪気なかっただろうけれどモヤモヤ......職場環境や今の生活にあった仕事なので、ほっといて欲しかったな。(4歳のママ)
ママ友と貯金の話題になった。私より彼女の方がはるかに貯金額が多いとわかってから途端にセレブ感を出してきた。
結局、彼女は子どもを通わせたい学校の方に引っ越してしまったけれど、今もきっと周りと優雅にバチバチしてるんじゃないかな。(中1のママ)
フリーのライターをしているので、フリーランスになりたいというママ友から相談を受けた。
いきなり年収を聞かれて固まってしまった。『いい時もあれば悪い時もあるよ』とにごしておいた。(小5・小3のママ)
ちょっぴり苦手なママ友とスーパーで会った時、『旦那さん、医者でしょ。医者っていいよね。3,000万くらい稼ぐんでしょ』と聞かれた。
『うちは開業医じゃないから......』とだけ伝えてその場を去った。(小5のママ)
ママ友から『公務員って退職金高いし、育休長くていいよね。しかもみんなの税金で食べていけるんだもんね』と言われて悲しくなった。(小3・小1のママ)
ママ友とのお金の話題、私はこう回避しています!
ママ友からお金の話を振られるのは避けられなくても、こちらからうかつに踏み込まないようにすることは大切です。
ママたちがどのようなことに気をつけているのか聞いてみました。
【リアルパパママボイス】
本当は、ママ友に収入、家賃やローンのこと、赤裸々に聞きたいけれど、自分が聞かれたらドン引きなので聞かない。
でも、家に帰ってから夫と、これくらいの収入があるんじゃないか?とワイワイ話している。(3歳・1歳のママ)
高校の補助金の対象になるかならないかという話題から、収入の話になることがある。
高収入の家庭は補助金対象にならないから、高収入の家庭のママ友は発言に気をつけているように感じる。(高2・中3・中1のママ)
ママ友ができ始めた頃にインターネットで『ママ友タブー』などで検索して調べた。
お金の話だけではなく、夫の仕事、家が賃貸か持ち家かの話題など、様々なことがタブーとして出ていたのでそこで学んだ。
事前対策が必要かな。タブーテーマを知っているだけでも違うと思う。(4歳のママ)
会話が盛り上がっているうちに、お金の話題になってしまったということも。
日常的に会うことの多いママ友たち。気持ちよく接するためにも、やはりお金の話題には慎重になりたいところです。
ママたちの体験談をヒントに「この話題は出さないようにしよう」と自分の基準を持ち、心がけるだけでも心地よくお付き合いできるでしょう。
文/癸生川美絵(Neem Tree)