雨でも安心! たっぷり遊べる多摩地域の室内施設4選
雨の季節。休日ずっと家の中で過ごすのは、遊び盛りの子どもも体力をもて余すし、親もストレスが溜まりがちに...。梅雨だからこそ、憂鬱な気分を吹き飛ばす楽しいお出かけを計画してみませんか? ここでは、多摩地域の親子で楽しめる室内施設を4カ所ご紹介。あなたはアクティブ派? それともインドア派? 家族のスタイルやその日の気分に合わせて、行き先を選んでみてくださいね。
◆雨の日だって体を動かしたい! アクティブ家族にぴったりの室内施設
室内なのに森の中で遊んでいるような気持ちよさ
京王あそびの森HUGHUG〈ハグハグ〉
2階建ての館内には、木のぬくもりに包まれた遊び場が広がっていて、まるで森の中にいるような心地よさ。高さ約12m、直径約15m、日本最大級のネット遊具「ハグハグのき」は、4階層のネットの中にバランスボールなどの遊具もあり、空中で遊んでいるような不思議な感覚を楽しめます。「もりのあそびば」には、巨大ボールプールや、多摩産の木でつくられたすべり台のある大型遊具、ボルダリングウォールまで。
「おひさまラボ」では楽しいワークショップを体験できます。また、鉄道好きなお子さんは、全周約200m、館内2階をぐるりと走る「ハグハグトレイン」(1回300円(税込))の乗車も忘れずに。
京王5000系車両と京王バスの形のキッズトイレは、ここならでは!
「京王あそびの森HUGHUG〈ハグハグ〉」では、乳幼児のお子さんの遊び場も充実。2歳以下のお子さん向けの「はいはいパーク」、小学生未満のお子さん向けの「きりかぶハウス」は、それぞれの成長に合わせた木の遊具が揃っています。ベビー休憩室、授乳室が完備され、2階「ハグハグカフェ」では離乳食の販売、1階エントランス横「ハグハグショップ」ではオムツの販売もあり、赤ちゃん連れでも安心。「ハグハグカフェ」でランチもでき、家族みんなで1日たっぷり楽しめます!
開館時間:9:30~17:30(入館は17:00まで)
休館日:水曜日、1月1日
※祝日の場合は翌木曜日休館
※春、夏、冬休み期間中は水曜日も開館することがあります
※施設保守のため、臨時の休館日を設けることがあります
アクセス:京王線多摩動物公園駅下車すぐ
ご利用料金:公式HPをご覧ください
https://www.keio-hughug.jp
親子で思いきり体を動かしたいならここ!
多摩市立温水プール アクアブルー多摩
こちらもアクティブな家族におすすめ、「多摩市立温水プール アクアブルー多摩」。屋内プールなので、夏に限らずオールシーズン利用可能。定番の「50mプール」をはじめ、家族みんなで楽しめるさまざまな種類のプールが揃っており、市民プールとは思えない充実ぶりです。多摩市在住でなくてもご利用いただけます。
水の流れに乗って遊べる1周100mの「流波プール」は、うきわ(サイズの規定あり)でプカプカ浮かぶもよし、水中ウォーキングするもよし、多様な楽しみ方を。
小学生以上で身長120cm以上の方対象のスライダーは2種類あり、「ボディースライダー」は全長42mの激しいカーブの中をすべり降り、「アイランドスライダー」はボートに乗って長さ102mのトンネルの中をすべり降りるタイプ。どちらもスリル満点で、一度体験したらやみつきになりそう! おむつの取れた未就学児対象の「キッズプール」は水深が0.4mと浅く、水が苦手なお子さんも楽しめます。
日頃の疲れがたまっているパパとママには「リラクゼーションプール」も。水温が38~39度と他のプールよりも温かく、中にはジェットマッサージもあるので、気軽に温泉気分が味わえますよ!おむつが完全に取れていないお子さんは保護者同伴で「キッズルーム」が利用可能。プールを見学しながらマット遊びをしたり、授乳をしたりできます。
開館時間:9:00~19:30
休館日:火曜日、年末年始、施設点検日
※祝日と重なる場合は翌平日
※7月第3・4火曜日及び8月は営業
アクセス:小田急線唐木田駅から徒歩8分
ご利用料金:公式HPをご覧ください
https://www.tama-pool.org/
※「おむつをしている方」はプールへのご入場ができません。
(夜寝る時だけやドライブ中だけおむつを着ける方も含みます)
◆雨の日はゆっくり学びの時間に インドア派家族にぴったりの室内施設
一度は行ってみたい! 世界一に認定されたプラネタリウム
多摩六都科学館
©GOTO
子どもの好奇心を刺激するのにぴったりなのが、プラネタリウムと 観察・実験・ 工作が 楽しめる体験型ミュージアム「多摩六都科学館」。世界最大級のプラネタリウムドーム 「サイエンスエッグ」に映し出される、1億4000万個を超える星々の輝きは圧巻!最も多くの星を投映できることで世界一に認定されているプラネタリウムは一度体験してみる価値あり。
季節ごとに移り変わる星々を紹介するプラネタリウムの他、科学に関するさまざまなテーマを大迫力で味わえる大型映像、未就学~小学校低学年向けのキッズプラネタリウムなどのプログラムがあります。キッズプラネタリウムは約35分と一般のプラネタリウムより投影時間が短く、後半は短編アニメーション仕立てになっており、プラネタリウムデビューにオススメ。(番組内容は定期的に変わります。詳細はホームページをご覧ください。)
また、多摩六都科学館は、プラネタリウムだけでなく展示室も魅力的。 「チャレンジの部屋」「からだの部屋」「しくみの部屋」「自然の部屋」「地球の部屋」の5つに分かれた展示室は、五感を使って学べる仕掛けがたくさんあり、遊び感覚で「なぜ?」が「わかった!」に変わる体験ができます。
開館時間:9:30~17:00(入館は16:00まで)
休館日:月曜日
※祝日及び振替休日は開館し、翌日休館
※祝日の翌日、年末年始、機器整備の休館日あり
※春、夏、冬休み期間中は月曜日も開館
アクセス:西武新宿線花小金井駅から徒歩18分 他
ご利用料金:公式HPをご覧ください
公式HP:https://www.tamarokuto.or.jp
大人から赤ちゃんまで 気持ちのいい畳の上でリラックス 立川まんがぱーく
古民家をイメージした畳と木のインテリアの中、漫画や絵本を読むことができる「立川まんがぱーく」。入館料だけで約4万冊の蔵書が読み放題! 自分の家のようにリラックスしてくつろぐことのできるのは、床のほとんどが畳敷きだから。小さな机や座布団、木でつくられた押入れスペースもあり、物語の世界に没頭できる空間づくりがされています。
まんがの読めないお子さんだって大丈夫! 畳の上ではいはいしても安心なうえ、「絵本コーナー」には約2500冊以上の絵本が用意されています。子どもトイレや授乳室も、もちろん完備。
ジャンル別にまんがが整理させているので、出版社や作家を問わず、分野ごとに作品を探せます。幅広いジャンルを取り揃えており、バラエティ作品だけでなく勉強に役立つ学習まんがや図鑑などもあるので、普段勉強が苦手なお子さんも、まんがをとおして勉強が楽しくなるかも!
定期的にまんが教室などのイベントも開催。プロの漫画家から直接教えてもらえることもあるので、まんが好きなお子さんは要チェックです。
開館時間:平日10:00~18:00、土・日・祝日(1部10:00~13:30、2部14:30~18:00の入れ替え制)
※最終入館は閉館1時間前まで
※土・日・祝日は1部8:30~、2部10:30~整理券配布
休館日:なし
アクセス:JR立川駅南口から徒歩13分、多摩モノレール立川南駅から徒歩12分、JR南武線西国立駅から徒歩7分
入館料:大人400円、小人(小中学生)200円、未就学児無料
公式HP:https://mangapark.jp/
行ってみたい施設はありましたか? 外は雨でも、体を思いきり動かしたり、新しい発見や読書をとおして心が動いたり...かけがえのない1日を過ごすことのできる室内施設がたくさん。家族の心が弾むおでかけの予定を入れて、梅雨を楽しく乗り切りましょう。
取材・文/池田好(Neem Tree)