たまちいき Share

4年ぶりの復活、清瀬ひまわりフェスティバル開催!清瀬で過ごす夏休み vol.20

 
...
連載一覧を見る
 

都内最大級の清瀬市下清戸のひまわり畑で「第13回 清瀬ひまわりフェスティバル」が、ついに4年ぶりに復活!
約24,000平方メートルの畑に、約10万本のひまわりが咲き、あたり一面ひまわりで埋め尽くされた黄金の景色が広がっています。夏の花の代表ひまわりに囲まれれば、暑さも吹き飛ぶほどの元気をもらえるはず。
フェスティバルの開催は9日間【7月22日(土)~7月30日(日)】だけ。

今回は、夏の清瀬周辺の楽しみ方を紹介します。

tama-kiyose.jpg

10:00~ 清瀬ひまわりフェスティバル~観る~

tama-kiyose-himawarifestival-01.JPG

清瀬駅から無料シャトルバスに乗って約15~20分ほどの場所で開催される「清瀬ひまわりフェスティバル」。
東京都内でも、約10万本ものひまわりを見られるのは、大変珍しいスポットです。

太陽の光を燦燦と浴びた、見渡す限りのひまわりと青い空とのコラボレーションは、眺めているだけで元気をもらえそう。夏空をバックに、大輪のひまわりたちといっしょに写真を撮れば、夏の思い出を彩るフォトジェニックな一枚となることでしょう。

もとは地元の農園の方々が作物の閑散期に、地力回復の効果ある緑肥として、ひまわりを育てたのが始まり。それが大変美しい風景であることから、農園の方のご厚意で、2008年より一般公開され、来場者数が10万人を越える大人気のイベントになりました。

4年ぶりの開催となったフェスティバルは、混雑緩和のため事前予約制です。
期間中は、夏真っ盛り。日中は大変暑いので、午前中の予約がおすすめ。

開催場所は住宅街でもあるため、駐車場はありません。市が運営する無料のシャトルバスを利用しましょう。

tama-kiyose-himawarifestival-02.JPG

tama-kiyose-himawarifestival-03.JPG

広大な農地の真ん中には、ひまわり畑を2つに分ける広い一本道があり、大人の背丈ほどのたくさんのひまわりに囲まれながら歩ける"ひまわりロード"を楽しめます。道の途中には、展望台もあり、あたり一面のひまわり畑を見渡せます。

本来は個人所有の畑であるため、フェスティバル期間以外は中に入ることができません。
見頃を迎えた元気なひまわり畑に入れるのは、フェスティバルの期間だけ。今だけしか見れない、期間限定の美しさをぜひお楽しみください!

tama-kiyose-himawarifestival-04.JPG

tama-kiyose-himawarifestival-05.JPG

清瀬市は、東京都であるにも関わらず豊かな畑が広がり、市の約2割を農地が占めるほど、農業が盛んです。
市内には、顔が見える新鮮な野菜を購入できる約50カ所の直売所があり、直売所マップが作成され、清瀬市の楽しみの一つに。
この時期は、新鮮な野菜が市内各地の直売所に並び、夏の風物詩となっています。

フェスティバル期間中は、そんな市内の朝どれ新鮮野菜やひまわりの切り花などが会場に並びます。
とうもろこしや枝豆、トマトなど、夏の野菜がいっぱい。
目で見て楽しんで、食べて元気になる清瀬市をお楽しみください。

tama-kiyose-ninjinjam+.JPG

農業が盛んな清瀬市の生産量ナンバーワン野菜は、"清瀬にんじん"。都内生産量第一位なのだそう。
残念ながら清瀬にんじんの旬は冬。夏に楽しむには、清瀬にんじんジャムがおすすめ。

もちろん使用しているにんじんは、清瀬産100%。ヨーグルトやパンに添えて楽しめる、鮮やかなオレンジ色で、クセのないやさしい味わいがお子さまにもぴったりです。

▼清瀬にんじん 販売マップ
https://www.kiyose.or.jp/pdf/ninjinjam.pdf

face_boy1_positive.png

キッズボイス
「ひまわりがみんな、太陽に向いていて、いらっしゃい!と言ってもらえたようでうれしかった。かき氷がおいしかった」 

face_mama1_positive.png

ママボイス
「会場の片隅には、無料休憩所もあり、子連れでも休みながら楽しめる。販売しているひまわりの切り花は、かわいいサイズ。ひまわりに元気をもらえた」


【INFORMATION】
清瀬ひまわりフェスティバル
https://www.city.kiyose.lg.jp/bunkasportskankou/shinaimidokoro/himawari.html
★清瀬ひまわりフェスティバルは、入場料無料です。

今後も継続的に開催できるよう、みなさまからのご寄付を募っています。
ふるさとチョイスガバメントクラウドファンディング
「都心に最も近いひまわり畑 清瀬ひまわりフェスティバルを再開、継続したい」

11:30~ 荒井ファーム とうもろこし狩り ~収穫体験~ 

tama-kiyose-araifarm.JPG

ひまわり畑を抜けると、会場の南側に休憩用や、地元野菜、かき氷の販売を行っているテントが並んでいます。その右手すぐ隣に、荒井ファームのとうもろこし畑があります。
目印は「とうもろこし ドルチェドリーム」の、のぼり旗。
日光をたっぷり浴び、甘味がつまったとうもろこしをその場でもぎ取る収穫体験ができます。

とうもろこしの品種は、"ドルチェドリーム"。
比較的新しい品種で、生でも食べられる抜群の糖度とフルーティな味わい。白と黄色の粒が混ざった品種です。

「とうもろこしを収穫してみようか!」と声をかければ、お子さんはキラキラと目を輝かせるはずです。お値段は、もぎ取り体験もついて1本150円と、とてもリーズナブル!
さすが、農業が盛んな清瀬市ならではの価格です。

ひまわり畑の会場近くのビニールハウスでは、ミニトマト狩りも。ミニトマトの味見をしながら収穫できます。
ビニールハウス内での収穫となり、日中は暑いため、開始時刻は16時30分から。普段なかなか味わえない贅沢な体験を、ぜひお試しください。

face_boy1_positive.png

キッズボイス
「とうもろこしをもぎ取るとき、力が必要で気合いを入れた!お父さんも手伝ってくれて楽しかった」

face_papa1_positive.png

パパボイス
「皮をむかせてもらったら、ぷっくり太った粒がびっしり。その場で、ひとくちガブリ!
とても甘い。めずらしい体験ができた」 


【INFORMATION】 
荒井ファーム 
開催場所:清瀬ひまわりフェスティバル会場の南口、直売などを行うテントのすぐ側
とうもろこし収穫体験 1本150円
ミニトマトの収穫体験 1袋500円 

12:30~ サニーサイドラボ ~食べる~

tama-kiyose-sunnysidelabo-01.jpg

ひまわりフェスティバル会場北口より、歩いて約10分のところ(路線バスを利用する場合には、会場北口付近の停留所「下清戸」からバスに乗り、一つめの停留所「中清戸東」を降りて歩いて3分のところ)に、日替わりでお店がオープンするシェアキッチン「サニーサイドラボ」があります。

地域のコミュニティスポットとして、清瀬市のおいしいものや魅力的なものとの出会いの場として、果樹園を営むオーナーの関さんが始めたお店です。

tama-kiyose-sunnysidelabo-03.jpg

日替わりでオープンするお店のランチやデザートが販売されるほか、店内には果樹園のオーナーがつくるジャムや、作家さんがつくる器なども販売しています。
料理や得意分野を生かして起業したい方のスタートアップの場にもなっているんだそう。

清瀬ひまわりフェスティバルの期間中、同店は5日間営業予定で、毎日異なるお店がオープンします。
yorimichi焼き菓子店(ランチ、焼き菓子)に、コマメベーカリ―(パン)、オケヤファーム(野菜)、アトリエシュクレ(ランチ、焼き菓子)、豆と野菜(ランチ、焼き菓子)と、趣向をこらした料理が味わえる、どれも評判のお店です。毎日それぞれのお店がランチメニューを販売します。

tama-kiyose-sunnysidelabo-02.jpg

「清瀬市は、東京でありながらも自然に囲まれ、豊かな農ある風景が広がっています。農家さんの多くは、農業を前向きに営まれ、質の高い野菜や果物が手に入る恵まれた地域でもあります。都心からのアクセスもよく、働く世代、子育て世代、ゆっくり過ごす世代、どの世代にとっても住みやすい街ですよ」と、清瀬市の魅力について話してくださったオーナーの関さん。

清瀬市で育てられた野菜や果物、清瀬市に暮らす方々においしいものを提供したいという熱意がコラボした、魅力あるキッチンをお楽しみください。

face_boy1_positive.png

キッズボイス
「あんずのスムージーがおいしかった。今度はあんずのパフェも食べてみたい!」

face_mama1_positive.png

ママボイス
「日替わりで販売する商品が変わるので、Instagramでスケジュールをチェックしてから行くようにしている。庭の雰囲気がよく、テラス席が気持ちがいい」


【INFORMATION】
サニーサイドラボ
https://sunnysidelabo.localinfo.jp/

14:00~ 神山公園 ~水遊び~

tama-kiyose-koyamapark-02.jpeg

サニーサイドラボから歩いて約11分のところに、神山公園はあります。
のんびりくつろげる広い芝生が広がり、芝生横のスペースには、2つの池を人工の川でつなげた親水広場があります。水の流れを体験できるじゃぶじゃぶ池です。水は地下水を利用しているため、夏場にぴったりの気持ちいい冷たさ。周りには木陰やベンチがあるので、パパやママも休憩しながら見守ることができます。

tama-kiyose-koyamapark-01.jpeg

清瀬市児童センター「ころぽっくる」が併設されており、施設内で休憩することもできます。からくり階段のすべり台やボール遊びなどができる遊戯室や、ちょっとした工作をして遊べる工作室もあり、歩き疲れた帰り道の遊び場にぴったりです。

face_boy1_positive.png

キッズボイス
「じゃぶじゃぶ池は、水が冷たくて気持ちよかった!遊具もあって楽しかった」

face_papa1_positive.png

パパボイス
「芝生広場もあって、施設も広くきれいで過ごしやすい」


【INFORMATION】
神山公園 
https://www.city.kiyose.lg.jp/shisetsu/sportssisetukouen/kouenkamikiyoto/1001303.html

農業が盛んな清瀬市には、豊かな農地や雑木林や、新鮮な野菜を販売する直売所などが広がり、のんびりとした和みの時間を味わえます。
人気の清瀬ひまわりフェスティバルは事前予約制のため混み合うことなく、ゆっくりと景色を楽しめることでしょう。
清瀬市の気持ちよい風に吹かれて、ふっと喧騒を忘れられる心地よい時間をお楽しみください。

取材・文/加賀美明子(Neem Tree)

Recommend おすすめ