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春目前!都内有数の梅の名所を楽しめる青梅市 vol.26

 
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西多摩エリアにある青梅市は、名前にある通り、昔から果実の収穫や花の観賞で梅が市民に親しまれ大切にされています。
おすすめの梅の名所ランキングで日本一となった【青梅市梅の公園】を中心に、多くの観光客が訪れる人気スポットとなっています。春の訪れを感じに、青梅市を訪れてみませんか?

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9:00~ 青梅市梅の公園 ~見る~

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冷たい風が吹く冬の時期から咲き始め、春の到来を告げる梅。
白梅に紅梅にと、樹によって異なる色を見せるくれる梅の姿を見ると、心がウキウキしてきます。

JR青梅線日向和田駅から歩いて20分ほどのところに、【青梅市梅の公園】があります。
青梅市内の梅は、平成21年にウメ輪紋ウイルスの発生が確認され、多くが伐採処分されましたが、市民や事業者、行政等が一丸となって再生計画を策定し、現在までに約1,300本の梅が植えられ、少しずつ成長しています。 まだまだ小ぶりではありますが、赤やピンクの梅は色鮮やかで、山に囲れた斜面は見晴らしも抜群です。
思わず走り出してしまいたくなるような開放的な公園で、気持ちの良い時間を過ごせることでしょう。

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2月17日(土)~3月20日(水・祝)には<梅まつり>が開催されます。
周辺道路が交通規制され、お囃子に獅子舞、あわ踊りに、警察・消防のパレードなどが行われます。
屋台が出店して市内の名産品が集合し、青梅グルメマルシェなどが開かれ、周辺一帯が大盛り上がり!
春の訪れを感じながら、心湧きたつお祭りを楽しみましょう。

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キッズボイス
梅もきれいだったけど、白いバイクや馬に乗る警察官がかっこよかった!

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パパボイス
梅の花が綺麗に咲いていると、やっぱりうれしい。これからも、みんなで大切に育てていきたい。

【INFORMATION】
青梅市梅の公園
https://www.omekanko.gr.jp/spot/81501/

11:30~ たまご倶楽部 ~食べる~

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「甘みとコクがしっかりしている!」「卵本来の味がしっかり味わえる!」と話題の【たまご倶楽部】は、梅の公園からバスに乗り50分ほどのところにあります。

会長の長谷川さんが小さい頃に食べた、当時は贅沢品と呼ばれる卵のおいしさを求めて、養鶏を始めたことがはじまりです。
「おいしい卵にかける愛情と情熱は誰にも負けません!」と話す長谷川さんは、今もおいしい卵を求め全国を練り歩くほど、卵への思いにはただならぬものがあるのだそう。その言葉どおり、餌、生育環境、清潔さなど、おいしい卵をつくるために選び抜きました。

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そんなたまご倶楽部が運営する、喫茶店<ふわふわダイニング>では、卵をたっぷりと贅沢に使ったメニューを楽しむことができます。
卵のおいしさがダイレクトに伝わる<たまごかけご飯>に、みんな大好きな<フレンチトースト>や<カルボナーラ>、どれも新鮮な卵をたっぷり使用しているので、ほっぺたがとろけるおいしさです。

なかでも人気は、<オムライス>。おいしい卵を楽しんでもらえるよう、何度も何度も試作を重ねて作られた逸品で、トマトケチャップとデミグラスソースの2種類からソースを選べます。
卵の濃厚なおいしさをお楽しみください。

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キッズボイス
絵本に出てきそうなお店で、かわいかった!プリンがおいしかった!

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ママボイス
ロールケーキに、シュークリームなどのデザートもとってもおいしい!毎回、何を食べようかワクワクする!

【INFORMATION】
たまご倶楽部
https://www.tamago-club.co.jp/

13:30~ 柳丸 (青梅せんべい) ~おやつを買う~

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JR青梅線東青梅駅近くにある<東青梅センタービル>に、梅の花をかたどったおせんべい<青梅せんべい>を販売する【柳丸】があります。
青梅せんべいは、100年以上も前から作られている伝統あるお菓子で、青梅市の銘菓として親しまれてきました。

硬い歯ごたえが特徴で、こだわり卵をふんだんに使用しています。やさしい甘さの中に、ごま油の香ばしさと醤油の塩味が溶けこんだ昔懐かしい味わいが人気のお菓子です。

地元では、牛乳やお茶に浸して柔らかくしてから食べる、おつな食べ方もあるのだそう。
手土産にもおすすめの銘菓です。

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キッズボイス
梅の形がとってもかわいい。牛乳につけて食べるのがおいしかった!

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ママボイス
梅の形のサブレもおいしい。梅の季節になると食べたくなる!

【INFORMATION】
柳丸
https://www.ryumaru.jp/

14:30~ 青梅市交通公園 ~遊ぶ~

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東青梅駅からバスを使って20分ほどのところに、【青梅市交通公園】はあります。

交通公園とは、園内に標識や信号、横断歩道など、コンパクトな道路があり、楽しみながら交通ルールを学べる公園です。
青梅市交通公園には、園内をぐるりと一周できる<自転車走行外周道路>のほかに、標識や信号、踏切などがある<自転車安全コース>、曲がり角やS字カーブが練習もできる<自転車技能走行コース>など、自転車初心者も、乗りなれたお子さんも楽しめるコースがあります。

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自転車のほかにも、足踏式ゴーカートと専用コースもあるため、乗りもの好きのお子さんも普段乗ることのない乗りものにワクワクすることでしょう。
安全のため、運動靴の着用が必要です。忘れずに準備しましょう。

大通りには、大きな樹木が並び、自転車に乗りながら気持ちの良い時間を過ごせます。自身の自転車とヘルメットの持ち込みも可能で、新しい自転車を乗り始める練習にもぴったりの公園です。

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キッズボイス
コーンを避けながら、ジグザグ進む道路が楽しかった!

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パパボイス
クランクや一本橋は難しく、高学年の小学生でも楽しめる。砂場やブランコなどのちょっとした遊具もあり、東屋もあるのでのんびりできる。

【INFORMATION】
青梅市交通公園
https://www.city.ome.tokyo.jp/soshiki/75/66404.html


梅の花言葉は、「忍耐・気品・高潔」。
まだ寒さが残る時期に凛として花をつける姿をイメージした花言葉は、まるで頑張って再生している青梅市の梅そのもの。
これからも人びとを魅了し、大きく成長していく梅たちの姿を楽しみながら、思い出に残る一日をお過ごしください。


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取材・文/加賀美明子(Neem Tree)

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