パパママにおすすめのChatGPT活用法 子育ての悩みや献立づくり、おでかけプランまで！
人間のように自然な会話ができるAIチャットサービス「ChatGPT（チャットGPT）」。
2022年11月にリリースされるやいなや、「AIもついにここまできたか」と話題になりました。
ChatGPTと言うと、一般的な質問への回答のほか文章作成が得意で、ビジネスに役立つツールだと思っている方は多いのでは？でも実は、子育て世代におすすめしたい活用術もいっぱい！
ぜひ、子育てにお役立てください。
パソコンでもスマホでもOK！ChatGPTの始め方と使い方
ChatGPTは、誰でも無料で使うことができます（有料プランあり）。
パソコンで使用する場合は公式サイトにアクセスして「Sign up」を押します。登録には任意のメールアドレスや、Googleアカウント／Microsoftアカウントでも登録できます。
スマホの場合は公式アプリが便利です。任意のメールアドレスのほかGoogleアカウントで登録できます。また、iOS版はApple IDでも登録することもできます。
公式アプリで登録する際には、似たようなアプリが多数あるので、必ずアプリ名が「ChatGPT」、デベロッパが「OpenAI」と書かれたものを選んでください。
使い方はとても簡単！メイン画面の下にあるテキストフォームに質問内容を入力するだけです。
日本語で入力すれば、日本語で答えてくれます。
子育てに便利な
ChatGPTの活用事例
会話、原稿作成、文章の要約、文章の添削・校正、翻訳、プログラミング、楽譜生成、リサーチ、アイデアの提案、小説などの創作、メルマガ・メールの作成......これらはすべて、ChatGPTを使ってできる一例です。
そんなChatGPTの多様な特性を使った、子育てに役立つ使い方とは？
◆悩ましい献立づくりを一瞬で解決！
「毎日献立を考えるのが面倒」「料理を時短したい」。ChatGPTは、そんな思いを持つ多くのパパやママの助けになってくれます。
例えば以下のように、苦手な野菜をおいしく食べてもらうためのレシピを尋ねると、瞬時に材料と作り方を教えてくれます。
ほかにも、「5分で作れる子ども向けのレシピを教えて」と聞くとミニピザトーストのレシピを教えてくれたり、「カレーのリメイクレシピを教えて」と聞くとカレー風パスタのレシピを教えてくれたり......。「子どものいる家族4人分の一週間の献立を考えて」と入力すると、月曜日から日曜日まで、朝昼夕、21回分の献立が並びました。
◆子どもにわかりやすい勉強の教え方がわかる！
「時計と時刻」「割合」「分数の計算」など、小学生の算数でつまずきやすい単元を子どもに伝えるのはなかなか難しいもの。ChatGPTなら、あっという間にわかりやすい伝え方を教えてくれます。
ほかにも、「解答時間10分程度の小学3年生向けの漢字のテストを作成してください」というリクエストや、「小学5年生向けのおすすめの図書を教えて」というリクエストにも応えてくれました。応用問題の作成や自由研究のテーマ出しなど、お子さんの学習の助けとなる使い方は無限大です。
◆悩み相談にのってくれる
ChatGPTは、子育ての悩みを解決する糸口にもなってくれます。
子育ての悩み以外にも、「子どもにイライラをぶつけてしまうことに自己嫌悪している」「子どもの言葉遣いが乱暴で困っている」「効率的に仕事を終わらせたい」「苦手なママ友と円滑なコミュニケーションをとりたい」など、どんな困りごと・願望にも的確なアドバイスをくれます。
みんなのChatGPTの使い方が知りたい！
パパ&ママリアルボイス
ChatGPTを活用しているパパ&ママに、おすすめの使い方を聞いてみました。
小学校役員の文書の添削
学級委員をしているので、保護者へのお願い文書を作成する機会が多々ある。文書が失礼にならないよう、ChatGPTで文章の校正を行っている。（小1のママ）
おでかけプランを提案してもらっている
例えば『家族4人で朝から江ノ島に行きます。1日のおすすめプランを教えて』と入力すると、午前、午後、夜に分けてプランを提示してくれる。同時におすすめポイント提示してくれるので、イメージしやすい。（小2、6歳のパパ）
冷蔵庫の余り食材を使ったレシピを教えてくれる
提示した食材を使ったレシピを教えてくれるのが本当に便利。買い物に行く時間がなくて冷蔵庫の余り食材で料理するときに大助かりしている。（小4、小3のママ）
褒めてもらったり、励ましてもらったり
ちょっと恥ずかしいですが、『私の顔について褒めて』『なんでもいいから励まして』とリクエストしたことがある。元気が出た。（小5のママ）
物語を一緒に作る空想遊び
『ChatGPTを使った子どもと楽しめる遊びを教えて』と聞いたときにChatGPTが教えてくれたのが、交互に物語を進める遊び。例えば『昔むかし、あるところに大きなお城がありました』と子どもが言い、ChatGPTが『そのお城には、魔法使いが住んでいました」と続ける。どんな結末になるかはお楽しみ。お盆休みの渋滞中の車で盛り上がった。（小4、中1のママ）
ChatGPTの多彩な使い方を知って、「こんなことまでできるの？」と驚かれた方も多いのでは？
興味はあるけれど使い方がわからないパパママはもちろん、自分には必要ないと思っているパパママも、ぜひ一度、ChatGPTに話しかけてみてください。
さまざまなアイデアや新たな気づきによって、わが子との時間が、より豊かになるはず！
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取材・文／羽田朋美（Neem Tree）
