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10月17日は貯蓄の日!イマドキの貯蓄方法「電子マネー貯金」って!?

 

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教育資金や老後の生活資金など将来的にかかる大きな出費に備えるためにも、病気やケガなど万が一に備えるためにも、貯蓄は大切な役割を担っています。
また、旅行やマイホームの購入など、望む人生を実現するためにも貯蓄は欠かせません。
とはいえ、昨今の物価高騰で貯蓄スピードが落ちている、貯蓄を切り崩していると悩むご家庭も少なくないのでは?

そこで、10月17日「貯蓄の日」にちなんで、ポスト小銭貯金といわれている「電子マネー貯金」についてご紹介します。

貯蓄の日って?

貯蓄の日は、日本銀行が1952年に勤労の実りであるお金を大切にして貯蓄に対する関心を高め、貯蓄の推進を図るために制定しました。要は、「お金を無駄遣いせずに大切にしよう!」ということ。
10月17日に定めた理由は、伊勢神宮で行われる五穀豊穣の感謝祭「神嘗祭(かんなめさい)」に由来しているのだそう。
貯蓄の日にあやかって、 コツコツ貯めるための新しい方法を取り入れてみては?

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これからは電子マネー貯金の時代?その方法とは?

ひと昔前までは、手軽にできていつの間にか貯まっている貯金といえば、「500円玉貯金」でした。全部貯めると 10万円など、500円玉貯金専用の貯金箱も売られていましたよね。
しかし、今はキャッシュレス決済の時代!小銭ではなく、私たちの暮らしに欠かせないものとなった電子マネーを使うことで、もっと楽しく、もっと便利に貯蓄することができます。

電子マネー貯金の方法は、以下の通りです。

<電子マネー貯金の手順>
1.電子マネー貯金のルールを決める
2.貯金のルール通りにチャージをして電子マネーを貯めていく

電子マネー貯金は、たったの 2 ステップ。
まず、「給料日は2000円チャージする」「ポイント決済をしたときには、その分をチャージする」「欲しいものを我慢したらその金額をチャージする」「お弁当を持参したら500円」「マイボトルを持参したら150円」など、貯金のルールを決定します。

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あとは、ルール通りに、普段使っている電子マネー口座にチャージしていくだけ。尚、電子マネー貯金したお金は、使い込まないように注意しましょう。
日常的に使う電子マネーに関しては毎月の予算を決め、その範囲内でやりくりすることが大前提です。予算内に収まり、電子マネーが残った場合には翌月に繰り越すのではなく、貯蓄分と捉えましょう。
こうすれば、無駄遣いが減るうえに、自然と電子マネーが貯まっていきます。

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電子マネー貯金が向いている人は?

続いて、電子マネー貯金が向いているはどんな人・どんな場合なのかを見ていきましょう。

1.現金よりもキャッシュレス決済をよく使う人

日常的に現金を使う機会が少ない人は、支払いも貯金もキャッシュレスに一元化することで、お金の流れがわかりやすくなり、管理がラクになります。

2.家計簿をつけることが苦手な人

電子マネーは利用履歴でチャージも支出も残高もすぐに確認できるので、キャッシュフローが一目瞭然。簡易的な家計簿の役割を果たします。また、家計簿アプリと連携すれば何にいくら使ったかを自動的に記録してくれるので、お金の流れをより詳細に残すことができます。

3.貯金のゴールが電子マネーで支払えるものである場合

コツコツ貯めた電子マネーは、何に使いたいですか?
近頃は電子マネーに対応しているお店やサービスが増えてきてはいますが、まだまだ現金やクレジットカード払いでないと対応していないところも。
欲しいものが問題なく電子マネーで支払えるものであれば、電子マネー貯金が便利です。

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電子マネー貯金が貯まったら何に使いたい?

読者ママに、電子マネーの夢の使い道について妄想してもらいました。

リアルママボイス

旅行したい!現地払いの場合、電子マネー対応の宿やホテルも増えてきていると聞いたので。(小5のママ)

コンビニスイーツを山ほど買って、食べ比べしたい!(小5、小2のママ)

ミーレの掃除機とバルミューダの電子レンジ!コツコツ貯めて電子マネー決済したい!(中1、小4のママ)

ドラッグストアで気になるコスメを買いたい!(小3のママ)

年末年始のセールに向けて電子マネーを貯めて、服を買いたい!(小2、4歳のママ)

家族みんなでちょっといいところに食事に行きたい!(小3、小1、5歳のママ)

エステとかネイルとか、美容に使いたい!(小1のママ)

リビングのラグを買い替えたい!(小4のママ)


電子マネーの便利な機能を使った賢い貯蓄法、それが電子マネー貯金です。
定期積金など、毎月一定額を先に貯蓄する先取り貯蓄と違って、電子マネーを貯めるには日常的に意識することが欠かせません。
でも、お金に対する意識を持つことが、貯蓄体質に変わる第一歩です。
これまでなんとなく貯金箱に貯めていたその小銭。貯蓄の日をきっかけに、電子マネー口座に貯めてみませんか?

取材・文/羽田朋美(Neem Tree)

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