


家で楽しむ休日の過ごし方15選!雨でも脱スマホで楽しむアイデア
梅雨の休日、雨で外遊びができないとき、ついスマホやYouTubeに頼りがち...そんな悩みはありませんか?でも、ちょっとした工夫で家での過ごし方はもっと楽しくなります!
今回は、小学生の子どもの学年に合わせた"デジタルデトックス"の遊び方を紹介します。片付けや準備が面倒に感じるパパママでも取り入れやすいアイデアも!親子の会話が増えて、きっと「楽しい休日だったね!」と思える時間になりますよ。
夏休みの過ごし方が気になる方は、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
関連記事:夏休み到来!長いお休み、子どもとどう過ごす?
小学校低学年向け|簡単&楽しい!家での過ごし方5選
1. おうちで宝探しゲーム
家の中におもちゃやお菓子を隠して、子どもが探しながら遊ぶゲームです。小学校低学年の子は、ルールが難しいと混乱しやすいので、最初は簡単な場所に隠して、見つける楽しさを味わってもらうのがコツです。
また、「暗い場所」「引き出しの中」などのヒントを出しながら誘導すると、よりワクワク感が増しますよ。「宝を見つけたらポーズをとる」「全部見つけたら特典がある」など、ミッションを加えると盛り上がります。
2. 簡単工作で創造力アップ
トイレットペーパーの芯や空き箱を使って、自由に工作してみましょう。車や動物を作ったり、ロボットに変身させたり、子どもの発想が活きる遊びです。絵の具やシールを使って飾り付けても、可愛いですね。
低学年の子は、まだハサミやノリの使い方に慣れていない場合もあるので、パパやママが手伝ってあげましょう。できあがった作品は、玄関やリビングの一角に飾ると、「見てもらえる」喜びを感じられます。また、お気に入りの完成品をフレームに入れたり、今月のベスト作品を決めたりするのもいいですね。
3. ピクニックごっこ
外に行けなくても、床にシートを広げるだけでピクニックができます。レジャーシートがなければ、バスタオルでも代用できます。お弁当箱におにぎりを詰めたり、ちょっと特別なおやつを用意したりすると、より気分が盛り上がりますね。
「遠足ごっこ」としてリュックを背負って移動してみるのも面白いですよ。洗面所の泉で手を洗い、階段の山を登る。山頂のリビングでお昼を食べて、最後に記念写真を撮ると、特別な思い出になるでしょう。
4. ミニ運動会
身体を動かすのが大好きなお子さんには、ミニ運動会がおすすめです。ちょっとユニークな競技を取り入れると、家族みんなが笑顔になるはず。
たとえば、以下のような種目はいかがでしょうか。
- ぬいぐるみバランス競争:ぬいぐるみを頭に乗せて、落とさずにゴールまで歩く
- 風船リレー:風船を落とさないようにポンポンしながら、ゴールまで運ぶ
- トンネルくぐりレース:クッションや椅子で作ったトンネルを、ハイハイでくぐり抜けるタイム競争
- ボール運びリレー:スプーンの上にピンポン玉や小さなボールを乗せて、落とさずにゴールまで運ぶ
最後に「頑張ったで賞」のメダルや「かっこよかったで賞」の景品を用意して、表彰式をすると盛り上がります。
5. おうちで"ミニアート展"を開催
お絵かきや折り紙、工作で作った作品をリビングに並べて、ミニアート展を開いてみましょう。作品にタイトルをつけたり、パパやママが「ここが工夫されているね」「この色使いが素敵!」と感想を伝えたりすると、子どもの自信につながります。
せっかくなので、ミニアート展の館長やガイド役も決めてみて。役割を決めるとさらに楽しくなりますよ。また、テレビ電話でおじいちゃんやおばあちゃんに見てもらうのもおすすめです。日付や時間を書いた手作りの招待状を用意すると、イベント感が出てワクワクします。
小学校中学年向け|工夫が光る家での過ごし方5選
1. クッキングで食育体験
中学年になると、料理に興味をもつ子も増えてきます。おうち時間を使って、親子でクッキングに挑戦してみましょう。ホットケーキやクッキー作りなら、混ぜたり焼いたりする工程が楽しく、できあがったときの達成感もあります。
また、子どもと一緒に食事を作るのもおすすめです。お昼ごはんを一緒に作れば、パパママの献立を考える手間が減り、負担が軽くなります。サンドイッチやおにぎりなら、具材を選ぶ楽しさもあり、簡単に作れるのでぴったり。子どもが「これ作ったよ!」と自慢できますよ。
2. 物語作りゲーム
中学年になると、言葉の表現が豊かになり、想像する力もどんどん伸びていきます。そんな時期にぴったりなのが、オリジナルの物語を作る遊びです。
まず、「どんな主人公にする?」と話しながら、キャラクターを決めます。探検家や魔法使い、動物でも面白いですね。次に、「どんな場所で冒険する?」と舞台を決めたら、物語のスタートです。交代で一言ずつ話をつなげると、思いがけない展開になって、笑いが生まれるでしょう。
書くことが好きな子なら、紙に書いてミニ絵本にするのもおすすめ。絵を描いて表紙を作ると、本格的な仕上がりになります。
3. おうち縁日ごっこ
お祭り気分を味わいたいなら、おうちで縁日を開いてみるのはいかがでしょうか。輪投げやヨーヨー釣り、お菓子すくいなど、簡単に準備できるゲームを用意すると、家の中が一気ににぎやかになります。
ヨーヨー釣りは、ビニール袋に水を入れて輪ゴムで結べば、簡単に作れます。輪投げは、ペットボトルを並べて、紙を丸めた輪を投げるだけ。お菓子釣りは、お菓子にクリップをつけて、磁石のついた釣り竿で釣ると、本物の釣り気分が味わえます。
チケットを手作りして「○○屋さんへどうぞ!」と案内すれば、お店屋さんごっこの楽しさがプラス。おうちでも、本物のお祭り気分を味わえますよ。
4. おうちミッションゲーム
中学年になると、ただ遊ぶだけでなく「ミッションをクリアする」というゲーム性のある遊びが楽しくなってきます。そんなときにおすすめなのが、おうちミッションゲームです。
以下のようなミッションを題材に、探検気分を味わうのはいかがでしょうか。
- 家にある青いものを3つ集めよう!
- リビングで"ひらがな"が書かれたものを5つ見つけよう!
- 1分以内に3回ジャンプして、壁にタッチして戻ってこよう!
- 好きな曲をかけて、そのリズムに合わせて家の中を歩こう!
時間制限をつけると、ドキドキが増して盛り上がります。また、ミッションが終わるごとにポイントをためて、最後にごほうびがもらえるようにすると、やる気もアップ。パパやママも一緒に参加して、ヒントを出したり、探す側と隠す側を交代したりするとより楽しめます。
5. 即興劇ごっこで演技に挑戦!
演じるのが好きな子には、即興劇ごっこがおすすめです。ルールは簡単で、くじを引いて「どんな役を演じるか」「どんなシチュエーションなのか」を決めるだけ。
「王さまとお姫さまが、迷子のドラゴンを助ける話」「宇宙旅行中に、火星人に出会ったら?」など、思いがけない組み合わせが生まれると、どんどん想像がふくらんでいきます。
セリフは決まっていないので、その場で自由に考えてOK。恥ずかしがる子には、最初に親がやってみせると安心しやすくなります。「続きはどうなる?」と話を広げると、予想外の展開に盛り上がることも。動画を撮って、見返すのも楽しいですね。
小学校高学年向け|考える力を育む家での過ごし方5選
1. ボードゲーム&カードゲーム大会
高学年になると、ルールのあるゲームを理解して、戦略を考えながら遊べるようになります。家族でボードゲームやカードゲーム大会を開けば、ただの遊びではなく、頭を使いながら楽しめる時間になります。
オセロや将棋、トランプ、UNOなど、子どもの好みに合わせたゲームを選びましょう。「勝つためにはどんな作戦がいいかな?」と考えたり、話し合ったりすれば、論理的思考力や先を読む力が鍛えられます。勝敗だけでなく、「この手がよかった!」と振り返る時間を作ると、次の挑戦がもっと楽しくなりますよ。
2. 簡単DIYに挑戦
細かい作業や道具の使い方にも慣れてくる高学年の子どもたち。ペン立てやブックスタンド、フォトフレームなど、実用的なものを作るDIYに挑戦するのも楽しいですね。
木材を使う本格的な工作も良いですが、室内では木くずの処理や道具の扱いが面倒なことも......。その点、牛乳パックや段ボールならハサミやボンドで簡単に加工できて、気軽に取り組めます。
箱ティッシュの空き箱を使って引き出し収納を作ったり、ラップの芯を並べてペン立てにしたりと、身近な素材を活かせばアイデアは無限大。子どもが好きなキャラクターを描いたり、シールを貼ったりすると、より愛着がわきますよ。
3. ジグソーパズルで集中力アップ
ピースの多いジグソーパズルに挑戦するのも、室内遊びの醍醐味です。じっくり考えながらピースをはめる作業は、集中力を鍛えながら、達成感も味わえます。
せっかくの休日なら、ちょっとユニークな遊び方を取り入れてみましょう。たとえば、時間制限をつけて、どこまで完成できるか家族で競い合うのも良いかもしれません。
また、オリジナルパズル作りもおすすめ。白い厚紙に子どもが好きな絵を描き、それをカッターで適当にカットすれば、自分だけのパズルが完成します。家族やペットの写真を印刷してパズルにするのも楽しいですよ。
4. オリジナルのレシピ作り
自分でレシピを考えてみると、食べる楽しさだけでなく、工夫する面白さも感じられます。ただ食材を組み合わせるだけでなく、「シェフごっこ」や「料理研究家チャレンジ」など、テーマを決めるとさらに楽しくなりそうです。
たとえば、目隠し食材くじ引きをして、引いた具材を使ってサンドイッチやパフェを作るルールにすると、意外な組み合わせが生まれて大盛り上がり。いちご×チーズ、ハム×バナナといった自分だけのお気に入りが見つかるかもしれません。
また、家族のための特別メニュー作りをテーマにして、「お父さんが好きな味」「弟が喜ぶ甘いおやつ」など、誰かを思いながらレシピを考えるのも楽しいですね。試食会では「星いくつ?」と評価をつけたり、ネーミングを決めたりすると、さらに盛り上がります。
5. クイズ王決定戦
高学年の子どもは知識が増えてくるので、クイズ大会を開くと盛り上がります。テーマを決めて問題を出し合い、家族で「クイズ王」を決めるのも良いでしょう。
家族の思い出をテーマにした場合、「去年の夏休みに行った場所は?」など身近な問題を出すと、親子の会話が弾みます。また、自分の好きなことをお題にすれば、子どもが関心のあるものを知るきっかけにもなります。
勝者には「お手伝い免除券」や「好きなおやつ選べる券」などの特典をつけると、さらにやる気がアップ!ゲーム感覚で楽しみながら、知識を増やしたり記憶を振り返ったりする機会になります。
子どもと休日のおうち時間を楽しむポイント
"片付けやすさ"を意識した遊びを選ぶ
遊びのあとは片付けが面倒......そう感じるパパやママも多いですよね。できるだけ片付けが楽になるよう、テーブルの上だけで完結する遊びや、材料が少なくて済む遊びを選ぶのがコツです。
材料を出しすぎないようにする以下のコツを、ぜひ真似してみてください。
- 遊ぶ分だけを最初に小分けにする
粘土やビーズなどは、最初に必要な分だけ小皿やトレイに出しておくと、余分なものを片付ける手間が省けます。 - 使わないものはフタをしてしまう
絵の具やマジックなど、使っていない道具はフタを閉めるルールにすると、うっかりこぼすことが減り、片付けがスムーズになります。 - 片付けボックスを用意する
使用後の道具を一時的に入れる箱やカゴを用意しておくと、散らばりにくく、まとめて戻すだけで済みます。
遊びの最後に「お片付けミッション!」と声をかけて、ゲーム感覚で取り組むのもおすすめ。片付けを遊びの一部と捉えられるようにすると、自然と習慣になっていきますよ。
"準備ゼロ"でできる遊びをストック
「今日は何して遊ぼう?」と考える時間も、忙しいパパママには意外と負担になるもの。そんなときに備えて、家にあるもので楽しめる"準備ゼロ"の遊びをいくつかストックしておくと、スムーズに過ごせます。
たとえば、宝探しゲームやクイズ王決定戦なら、特別な道具を用意しなくても、家にあるものだけで開催できます。遊びのアイデアをすぐに実践できるよう、折り紙やメモ用紙、ちょっとしたおもちゃをまとめた「おうち遊びボックス」を作っておくのもおすすめです。
すぐに遊びを始められる環境を整えておくと、パパママの負担もぐっと軽くなりますよ。
パパやママも一緒に楽しむ姿勢を
子どもが遊んでいる間に「家事を片付けたい」「ゆっくりしたい」と思う日もありますよね。でも、パパやママが関わらずにいると、子どもは飽きやすく、途中で遊びをやめてしまう場合も......。少しでも一緒に遊ぶと、集中力ややる気が高まり、遊びが長続きしやすくなります。
忙しいときは、最初の数分だけ一緒に楽しむだけでも十分。スタートを一緒にすると、その後は子どもが自分で続けやすくなります。また、遊び終わったら「見せてね」と声をかけるだけでも、子どものモチベーションにつながります。
「こんなに忙しいのはウチだけ?」と気になる方は、他の家族のスケジュールも参考にしてみてくださいね。
関連記事:仕事と家庭、みんなどうやって両立してる? 家族のタイムスケジュール公開
休日の家での過ごし方は、ちょっとした工夫で楽しくなる!
雨で外に出られない休日でも、家での過ごし方を少し工夫すれば楽しい時間になります。子どもの学年に合わせた遊びを取り入れることで、無理なく楽しめるだけでなく、新しい発見や成長にもつながるでしょう。
どうしてもスマホやテレビに頼りがちなときは、時間を区切ったり、遊びと組み合わせたりするのもひとつの方法です。たとえば、動画を見たあとに「同じテーマでお絵かきしてみよう!」と発展させると、ただの視聴が創造的な遊びにつながります。
家で過ごす時間が多い日こそ、親子で一緒に楽しむチャンス。特別な準備をしなくても、無理なく、楽しめる範囲で取り入れてみてくださいね。
文/音熊みなみ(たまちっぷす編集部)