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vol.13 ~縄文文化からイルミネーションまで~冬の寒さも吹き飛ぶ多摩さんぽ

 
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今回のおでかけエリアは、住宅街としてベッドタウンが広がり、住みやすさにも定評のある多摩市。
市民から愛される公園でのんびりランチをしたら、縄文時代の歴史や星について楽しく学び、夜はイルミネーションを堪能する、冬のよくばりプランをご紹介します。

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11:00〜12:30
多摩中央公園〜遊ぶ・食べる〜

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多摩センター駅から徒歩5分のところにある「多摩中央公園」は、多摩市民のオアシスとして愛される11万㎡の広大な敷地の都市公園です。
広い芝生エリアは開放感に溢れ、ゆったりと休日を過ごすのに最適!

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パルテノン多摩の大階段を登った先にある池の広場「きらめきの広場」。
お天気のいい日は太陽が池に反射してキラキラ光って見えます。

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パルテノン多摩4階の出入り口に繋がる見晴らしの良いスペース「大池前テラス」では、週末に「水辺のマルシェ」を開催しており、キッチンカーが出店します。
思いきり体を動かして遊んだ後は、レジャーシートを敷いて芝生の上で食べるランチが最高に美味しい!

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パパボイス
2025年1月にはリニューアルオープンを予定しているらしいよ。

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キッズボイス
池にはカモやコイがいたよ!

【INFORMATION】
多摩中央公園
https://tama-central-park.jp/

13:00〜14:00
東京都立埋蔵文化財調査センター 遺跡庭園「縄文の村」〜学ぶ〜

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東京都立埋蔵文化財調査センターは、主に多摩ニュータウン開発に先立つ遺跡発掘調査の記録や出土品を収蔵、管理する施設で、その調査成果の一部を展示しています。
その中でも、1987年(昭和62年)に多摩ニュータウンNo.57遺跡に盛土をして、当時の多摩丘陵の縄文時代の集落の景観を復元した遺跡庭園「縄文の村」は、親子で散歩をしながら歴史を学ぶのに最適なスポットです。

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最大の見どころは、3軒の復元住居。
縄文時代前期(6,500年前)の竪穴住居、中期後半(約4,500年前)の竪穴住居が各1軒復元され、中期末(4,200年前)の敷石住居も1軒移設されています。
住居内で火焚きをおこなう日に行けば、炉を囲みながら縄文人気分が味わえるかも! 
※焚き火のスケジュールはホームページでご確認ください

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縄文の村では住居だけでなく、都内とは思えない自然が魅力。
縄文時代の植生を再現して植えられた約60種類の樹木やゼンマイ・ワラビ等をはじめ、200種類以上の植物を見ることができます。
また、カブトムシやクロアゲハなど里山に生息する100種類以上の昆虫や、キツツキなど30種類以上の鳥や動物も確認されています。
オオタカが野鳥を補食する姿を見かけることも。生き物の自然な姿を観察してみましょう。

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ママボイス
縄文土器作り教室や古代の糸作り教室など、様々な体験もできるみたい!

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キッズボイス
違う季節にも来てみたいな。今度はどんな植物や生き物が見られるかな。

【INFORMATION】
東京都立埋蔵文化財調査センター 遺跡庭園「縄文の村」
https://www.tef.or.jp/maibun/jomon.html

14:00〜15:00
パルテノン多摩「こどもひろば OLIVE」〜遊ぶ〜

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多摩中央公園に隣接したパルテノン多摩の4階に、親子でのんびり遊んだりくつろいだり、交流できるスペース「こどもひろば OLIVE」があります。
多摩市の地域子育て支援拠点として、子育てに関する相談や多摩市の子育て情報の提供をおこなっている、子育て世代にとって心強い場所です。

対象は0歳から小学3年生程度のお子さんとその家族で、市外在住でも利用可能。
多摩産材の大型遊具がある「わくわくひろば」は、登ったりすべったり、体全体を使って遊ぶことができます。

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主に0〜1歳の赤ちゃんと家族がゆったり過ごすことができる「よちよちルーム」では、お部屋で授乳することもできます。

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多摩中央公園の緑を望むオープンスペース「きらきらひろば」は利用手続きなく、誰でも気軽に休憩や交流の場として立ち寄ることができます。

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パパボイス
親子向けのイベントも充実しているみたいだね。

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ママボイス
授乳室にはミルク用のお湯や冷却用の水道もあるから、赤ちゃん連れでも安心!

【INFORMATION】
パルテノン多摩「こどもひろば OLIVE」
https://olive-tama.com/

15:00〜15:30 ベネッセスタードーム〜学ぶ〜

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(株)ベネッセコーポレーション東京ビルの21階にある「ベネッセスタードーム」は一般の人も利用可能なプラネタリウム施設です。

ベネッセ「こどもちゃれんじ」のキャラクターが星空へ冒険に出かけるストーリーなど、プラネタリウムデビューの子どもにも馴染みやすい内容が用意されています。
もちろん小学生〜一般向けの本格的な内容の番組もあるので、興味に合わせて観たい番組の時間をホームページでチェックしてくださいね。
※当日分の整理券はビル入口にて、10:20〜先着順で配布されます

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プラネタリウムのドーム後方には、高輝度DLPプロジェクターを配置。
専用の魚眼レンズ搭載でドームスクリーンのほぼ全域に投影され、迫力満点の臨場感に溢れる映像を楽しめます。

日本初導入の回転機構付リクライニングシートでゆったりくつろげます。左右に30°ずつ回転できるので、ラクな姿勢で全天を見渡すことができます。

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プラネタリウムのフロアには、星座のパズルで遊べるキッズスペースも完備されています。
おとなの目線の高さには、夜に関連するアート作品の写真の展示があり、おとなも子どもも番組が始まるまでの待ち時間をゆったりと過ごせます。

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ママボイス
地上100mの高さがある21階からは、多摩丘陵が一望できるよ。

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パパボイス
リクライニングシートが左右に回転できるから快適!

【INFORMATION】
ベネッセスタードーム
https://blog.benesse.ne.jp/stardome/

16:30〜 
多摩センターイルミネーション2022〜見る・撮る〜

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辺りが暗くなってきたら、多摩センターイルミネーションへ。
友好都市の長野県富士見町から寄贈されたツリーとクスノキイルミネーションを中心に、多摩センターパルテノン大通りに約40万球の色とりどりのイルミネーションが煌めきます。
開催時期は2022年10月29日(土)〜2023年2月28日(火)、16:30〜22:30。
※イルミネーションによっては、開催時期と点灯時間が異なります。

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58本のクスノキはシャンパンゴールドに統一され、気分を盛り上げてくれます。
点灯したハローキティに会えるのは、サンリオピューロランドのある多摩市ならでは!
※サンリオイルミは21:30までの点灯、2023年1月9日(月)までの開催です。

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キッズボイス
光の水族館には魚がたくさん!

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ママボイス
きれいな写真が撮れたから、フォトコンテストに応募してみようかな!

【INFORMATION】
多摩センターイルミネーション
https://twitter.com/IllumiTama


寒くて引きこもりがちになるこれからの季節。
多摩センター駅周辺だけでも大満足の1日が過ごせる多摩市で、冬ならではの景色を味わってみてはいかがでしょうか。

取材・文/池田好(Neem Tree)

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