vol.3 ひなまつりの風物詩「瑞穂のつるし飾り」と春のフレッシュスイーツ巡り

多摩地域には、家族でぷらっとおでかけしたい魅⼒的なスポットがいっぱい。今回はひと⾜早く、春を味わえるスポットを紹介します。「瑞穂のつるし飾り」でその温もりと美しさを味わった後は、いちご狩りと牧場ジェラートで、新鮮な素材そのもののおいしさを味わいましょう！

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10:00〜11:00 耕⼼館～見学～

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まずは、JR ⼋⾼線「箱根ケ崎」駅東⼝から徒歩 20 分にある、社会教育施設の耕⼼館へ向かいます。ここは江⼾時代末期に築造された、とても歴史のある 2 階建ての建造物。和洋折衷の⾵情ある独特な建築美が魅⼒的です。毎年 2 ⽉中旬から、ひなまつり時期に展⽰されている「瑞穂のつるし飾り展」は特に⼈気のあるイベントで、この時期は特に多くの⽅が訪れます。

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エントランスを⼊り、正⾯に進んだ位置にある展⽰ギャラリーには 7 段の豪華なひな壇、そして脇に飾られたたくさんの「つるし飾り」が並びます。その華やかさと、縁起のよい紅⾊の世界に、⼦どもも⼤⼈も気分が⾼まります。「つるし飾り」とは、ひな段の両脇に着物や帯の布で作ったお飾りを⾚い⽷でつるしたもの。静岡県伊⾖の稲取に江⼾時代から伝わる⾵習です。今から 15 年前、「耕⼼館にたくさんの⼈が来てほしい」というボランティアスタッフの想いから、つるし飾りの制作が始まりました。最初は折り紙で作った⼈形飾りが中⼼でしたが、伊⾖の稲取まで講習を受けに⾏き、本格的なつるし飾りを作るようになりました。

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お飾りの⼈形は、つるしたときの美しさを考え、ひとつひとつの⼤きさを揃えています。⼟台の⼤きさを統⼀したり、⼤きさが揃っていない場合は何度も作りなおしたりして調整。このような根気のいる作業を重ねながら、丁寧に制作されています。

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こちらは⼲⽀のお⼈形を集めたコーナー。ボランティアの⽅々の個性が⼊り、⾊も⼤きさも表情も異なっています。今年の⻁は、現地でお楽しみください。

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地元の野菜は実物を写⽣し、型紙から制作しています。「瑞穂の野菜」「耕⼼館の椿」といった、地元のオリジナル作品も⾒逃せません。

【INFORMATION】
耕心館
http://www.koshinkan.jp/index.html
※新型コロナウイルス感染症拡⼤防⽌のため、展⽰のレイアウトや開催時間等を変更する場合があります。

キッズボイス

つるし飾りや人形はボランティアの人が手作りしているの？すごい！

ママボイス

展示期間中には 1 万人以上が訪れたこともあるんだって

11:30〜12:20 くりりんべりー～いちご狩り～

耕⼼館から⾞で約 5 分、徒歩でも 25 分ほどで到着するのが「くりりんベリー」。東京でいちご狩りができる施設として 2018 年にオープンし、1 ⽉上旬から 5 ⽉中旬まで⼟・⽇のみ営業しています。

500 坪という広⼤なハウスの中では、⼤粒で酸味のある「紅ほっぺ」、⽢くてビタミン C が豊富な「おい C ベリー」、酸味が少なくコクのある「よつぼし」、⽢みと酸味のバランスがよい「とちおとめ」の 4 種類のいちごが、40 分間⾷べ放題！品種の違いによる味⽐べをしたり、⽢いいちごをほおばったり、セルフサービスの緑茶を飲んでひと休みしながら、いちごづくしの⾄福のひとときを味わいましょう。