vol.7 異国エリアからホタルまで 福生のよくばりさんぽ
福生にはアメリカンな商店街があります。1950〜60年代にタイムスリップしたかのようなレトロなアメリカンストリートは、ベースサイドストリートと呼ばれていて、古着や雑貨のお店もずらり。
カラフルでポップな街並みを歩いた後は、ベーグルでお腹を満たしてお買い物。最後はホタル鑑賞までの楽しいよくばりコースのご案内です。
14:00〜17:00
福生ベースサイドストリート〜散策・お買いもの〜
JR牛浜駅東口から徒歩で約10分、国道16号線を北上すると見えてくるのが「福生ベースサイドストリート」。カラフルでレトロかつアメリカンな建物が並ぶ商店街は、ピザやホットドッグ、バーガーにクレープ、アイスクリームなどを提供する飲食店や、アンティーク家具、雑貨を取り扱う店などが並んでいます。
壁が水色のコミュニティハウス「福生アメリカンハウス」は、建物の中を自由に見て回れる観光スポットになっています。
福生アメリカンハウスは、1958年に建てられた米軍ハウス。3LDKの間取りは、建設当時に近い形で残っている貴重な存在です。レトロでカラフルなインテリアがおしゃれですね。
部屋の中には、Tシャツやマグカップなど、福生でしか買えないおみやげコーナーもあります。
パパボイス
リビングの壁に貼ってあった1960年代のアメ車の写真、かっこよかったなあ!
キッズボイス
日本じゃないみたいだった。カラフルな壁や床のおうちだったね!
【INFORMATION】
福生ベースサイドストリート
http://www.fussabasesidestreet.com/shoplist/?id=1476420037-269510
17:00〜18:30
フレッシュベーグル・Hoop(フープ)〜夜ごはん〜
国道16号線沿いにあり、大きな看板のあるベーグル専門店。店舗前に25台分の駐車場があります。全面ガラス張りで天井が高くスタイリッシュな店内は、アメリカ人のお客さんも多く、異国情緒たっぷり。
1階は72席、2階には26席のイートインスペースに加え、大型遊具のある子連れ専用のフロアもあります。
常時20種類以上のベーグルが並び、「サーモンクリームチーズ」や「ローストビーフ」などの食事系から「チョコマスカルポーネ」や「小倉ホイップ」などのスイーツ系、ドリンクやスープを付けたお得なセットメニューが狙い目。
テイクアウトコーナーも充実したラインナップです。
ママボイス
7:00〜10:00のモーニングセットは680円でベーグルやスープ、ゆで卵やコーヒー、オレンジジュースなどがすべて食べ放題、飲み放題なんだって!
キッズボイス
虹色のベーグルにはびっくり。甘くておいしかったね!
【INFORMATION】
フレッシュベーグル・Hoop(フープ)
https://www.facebook.com/hoopbagel8877/
19:00〜19:30
シュトゥーベン・オータマ 〜お買いもの〜
次に向かうのは大多摩ハムの直営店「シュトゥーベン・オータマ」。
1932年の創業以来、ドイツの伝統的な製法で作られた国産豚100%のロースハムやベーコン、ソーセージが並んでいます。
人工添加物を一切使用せずに作った「消費者シリーズ」は、多摩地域の学校給食にも使われています。
併設されたレストランでは、ハムやソーセージのみではなく、おいしい肉料理や季節の食材、福生の地ビールや銘酒が味わえます。ランチはキッズメニューもありお子さん連れでも気軽に入れます。
ママボイス
自宅用に、無添加の消費者シリーズをいくつか買っていこうかな♪
【INFORMATION】
シュトゥーベン・オータマ
https://www.otama.co.jp
19:45〜20:15
ほたる公園~ホタル鑑賞~
※写真はイメージになります
玉川上水の岸の木々にゲンジボタルが群れ、光の野外劇と化していた1960年頃から都市化の進行とともにホタルの数が激減。
自然保護の立場から、ホタルの棲息を保護する施設として1973年に設置されたのが、ほたる公園です。
木道と木柵は多摩産材で作られています。
画像右側のドーム内でホタルを飼育しています。
ママボイス
今年は中止が決まっている『福生ほたる祭』の復活が待ち遠しいね!
キッズボイス
今日はホタルが見られてラッキーだったね!
【INFORMATION】
ほたる公園
https://www.city.fussa.tokyo.jp/map/kouen/1001762.html
50〜60年代のアメリカらしい街並みに、今どきのおしゃれベーグル店、ドイツの伝統味のハムにホタル、休日の地元さんぽで得られる豊かな刺激いっぱいのお散歩タイム。
驚きや発見を親子でたくさんシェアしながら、巡ってみましょう。
取材・文/今井美由紀(Neem Tree)