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言葉の力でHAPPYに! 家族に言われて嬉しかった一言

 

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何気なく交わしている家族の会話。言い方ひとつで険悪な雰囲気になることもあれば、パッと明るい雰囲気に変わるきっかけになることも。普段は意識していなくても、ずっと心に残っている一言はありませんか? ここでは、パパ・ママが家族に言われて嬉しかった一言、言葉がきっかけで家族が円満になった出来事をご紹介。さっそく、思わず頬が緩む、家族の会話をのぞいてみましょう!

改めて伝えられると嬉しい「感謝」の気持ち

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「かーちゃんが良かったよ。生んでくれて、ありがとう」

二分の一成人式の時に、「とーちゃんとかーちゃんのところに生まれてきてくれて、ありがとう」と子どもに伝えた時に言ってくれた一言。「これからも頑張るぞ!」と思えた言葉でした。(11歳のママ)

「お仕事毎日頑張って、旅行に連れてきてくれてありがとう!」

旅行先での子どもからの突然のお礼。また頑張ろうという気持ちになりました。(9歳、6歳のパパ)

「いつもお仕事頑張ってるね。ありがとう」

子どもから手紙をもらいました。いつもは照れくさくてあまり口に出さないので、突然の手紙にとても嬉しくなりました。(9歳のママ)

「こんなに長距離を毎日出勤してくれてるんだね。いつもありがとう」

子どもが「パパの会社を見てみたい」と言うので、家族みんなで電車に乗って職場見学に行ったときに、妻から改めて言われた一言。日頃の頑張りを認めてもらえたのが嬉しかったです。(5歳、4歳のパパ)

ありきたりだけど、やっぱり嬉しいのが感謝の言葉。恥ずかしくても改めて言葉や手紙にして伝えることで、相手はこれからも家族のために頑張る原動力につながるようです。

身近な存在だからこそ! 心づかいがしみる一言

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「頑張らなくて、大丈夫だよ」

疲れていたときに「食事の準備をしなければ...」と思っていた際のパパからの一言。外でお惣菜を買ってきてもらい、心も体も休まりました。(9歳、6歳のママ)

「働くって大変なんだね。お母さん休んで。ぼくも、料理手伝うよ」

仕事から疲れて帰ったときに息子に言われた一言。毎日仕事と家事に忙殺されている中、息子は親が一生懸命働く姿を見て、自然と気づかい手伝うようになりました。この一言で、お互いに感謝の気持ちが芽生えました。(14歳、8歳のママ)

「買っておいたよ」

私の好物で毎日欠かさない食べ物の在庫切れに気づいて、頼まなくても夫が買ってきてくれたとき。よくわかってるなとうれしくなりました。(16歳のママ)

自分が大変なときに身近な家族が察してやさしい言葉をかけてくれたら、気持ちが一気にラクに。ちょっとした心づかいで、心が温まり救われることって多いですよね。一緒に生活している家族だからこそ、家族の変化に気づけるはず! 家族への気づかいを忘れずに生活したいですね。

やっぱり最強! 「好き」が伝わる言葉

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「パパ大好き~!」

月並みですが、子どもからのストレートなこの言葉が一番嬉しいです。日々イライラしたり怒ったりでバタバタな毎日ですが、この一言でメロメロになり、すべて帳消しです!(3歳のパパ)

「ハンバーグよりママが好き」

5歳のときの息子の言葉。大好物のハンバーグを食べるとき、ぽろっとでた一言です。ちょっとしたうれしい一言を忘れないように、専用のノートを作って、書き留めています。もらった手紙も貼り、時々覗いてはほろっとしています。(7歳のママ)

「お母さんがいい!!」

何をするにもお母さんが良い時期の娘からの一言。とても大変ですが、自分を必要としてくれている感じがとても嬉しいです。大変だけど、頑張ろうと思えます。(2歳のママ)

「パパおかえり~! 待ってたよ~!」

いつも帰りを待ってくれている子どもからの一言。何気ない日々の会話ですが、毎日笑顔で言ってくれるのでがんばろうと思えます。(3歳のパパ)

直球で「好き」が伝わる言葉は、やっぱり心に刺さる! 楽しいばかりではない子育ても夫婦関係も、「好き」と言われたらどんなことでも乗り越えられるような気がしてきます。

パパ・ママになっても! 褒められると有頂天に

「腕すご~い! 宇髄天元みた~い」

腕の筋トレをしたあと、アニメ「鬼滅の刃」にはまっている娘からの一言。腕を太くしようと頑張っているので嬉しかったです。(5歳、4歳のパパ)

「ママが一番可愛いよ!」

私が息子に「可愛いね」と言ったら、息子から返ってきた言葉。母になっても「可愛い」と言われるのは嬉しいです。(5歳・4歳のママ)

何歳になっても褒められるのは嬉しいもの。褒めた人も褒められた人もいい気分に。褒め言葉のシャワーがたくさん降る家族を目指したいものです!

言葉の力で家族がHAPPYに! 
家族円満になった一言Befor&After

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家族からの一言は嬉しいだけでなく、ときに家族を円満にする力も。言葉の力によって家族がいい方向に変わったほっこりエピソードを3つご紹介!

1.パパの魔法の一言で食卓が明るくなった(5歳・4歳のママ)

Before
きのこが苦手な息子たち。きのこが入ったおかずを作っても毎回残されるので、どうしたら食べてくれるか悩んでいました。せっかく家族で囲む食事の時間も、「おいしいから食べてよ...一口でいいから!」などという会話が飛び交っていて、子どもも私も楽しくなくなっていました。
そんなとき、いつもパパが子どもに言ってくれるのが...

「ママが作ったご飯がまずいわけない!」

After
パパがこの一言を言い続けてくれたことにより、私も料理に対する自信がつき、最近では家族みんなで「ママの作ったご飯って、本当においしいね!」と言いながら食卓を囲めるようになりました。子どもがきのこを残すことも減って嬉しいです!

2.夫婦喧嘩も子どもの一言でほっこり(4歳、1歳のママ)

Before
些細なことで夫婦で言い合いになり、お互いに意地を張って引けない状態に。
そんな状況を見た4歳の息子が...

「パパとママ、手つないで!」

After
ハッとさせられ、大人げなかったことを反省し冷静になることができました。おかげで夫にも自分の素直な気持ちを伝えることができ、家族にいつもの穏やかな雰囲気が戻ってきました。

3.ママの気づかいあふれる一言で、大変な時期を乗り越えた(3歳のパパ)

Before
毎晩仕事で帰りが遅く、育児や家事に携わることが少なくなり、心苦しく思っていました。
そんなとき、妻が言ってくれたのは...

「仕事無理しないでね、家のことはまかせて!」

After
妻に仕事を理解してもらえると、安心して仕事に集中できるように。妻への感謝の気持ちが増し、もっと早く仕事を済ませて帰ろうという意識が芽生えました。

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距離が近い分、つい言い過ぎてしまったり、素直になれないこともある家族の関係。その一方で、家族の変化を察して感謝や気づかいの言葉をかけると、魔法がかかったように状況が好転することも。いつも一緒にいる存在だからこそ、幸せな言葉をたくさんかけ合える関係でありたいですね!


取材・文/池田好(Neem Tree)

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