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学童?習い事?留守番? 共働き世帯の小学生の放課後の過ごし方

 

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日本の共働き世帯は1,247万世帯で、専業主婦世帯566万世帯の2倍以上の数字です(※1)。その分、公共の学童クラブは年々増設され、さらに、民間の学童施設や送迎付きの習い事なども増えているので、小学生の放課後の過ごし方は多岐に渡ります。
実際のところ、小学生のいる共働き家庭では、どんな選択をしているの?現状をまとめてみました。

総務省統計局データ(共働き世帯).png

※1総務省統計局「労働力調査特別調査」、「労働力調査(詳細集計)」

低学年のうちは学童クラブを利用 高額な民間学童を選ぶケースも!

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出典:厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/content/11921000/000868247.pdf

学童の数は年々増加しています。そのため、待機児童問題はそれほど深刻ではない一方で、公共学童は18時から19時帰宅という条件が多く、保育園と比べてネックに。特に低学年は、夕方からひとりで歩いて帰宅するのが難しいケースもあります。
こうした現状もあり、近年は都市部を中心に、学童内に専門の教師がいて宿題を見てもらえたり、英語やプログラミングを学ぶことができることから民間学童の人気が高まっています。中学受験対応や夜20時までの預かりをしていたり、夕食サービス付きの施設もあります。
当然、民間学童は公共に比べて料金が高く、公共学童の月額料金は4,000〜1万円程度であるのに対し、民間学童の月額料金は4〜8万円前後、中には月額10万円以上という高額な施設もあります。

幸い小学校が自宅からすぐ近くにあり、学校の学童クラブに18時までお世話になっている(小1のママ)

保育園時代は21時半までの延長保育にお世話になることもあったので、公共の学童では物足りず、公文やそろばん、シッターさんに頼ってなんとかこなしている(小2のママ)

学童には保育園からのお友だちも多く、学年を超えての接点もあるので、娘は毎日楽しんでいる(小1のパパ)

4年生以降は学童を卒業 ひとりで留守番へ

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住んでいる地域により、預けることができる学年は異なりますが、実際は、3〜4年生になると、子どもの希望で学童を卒業することが多いようです。基本的に公共の学童クラブでは、宿題のサポートや勉強を教えてくれるサービスはないので、3年生以降は、習い事へ通わせるというケースも。
ひとりで留守番をさせる際には、親の許可なく家に友だちを入れるとトラブルに発展する可能性があるので、ルールを設けることも大切です。

下の子は2年生の頃から学童へ通うのを嫌がったので、鍵を持たせて留守番をさせていた。『おかえり』と簡単なメッセージ、おやつをテーブルに置いておき、寂しくないように工夫した(小6、小4のママ)

自分の自由な時間を欲しがり、学童を卒業。学校の放課後クラブに行ったり、近所のお友だちと遊んでいる(小2のママ)

3年生から学童は行かずに留守番をするようにしたら、友だちとオンラインゲームばかりしているよう。そのため、塾へ通わせるように(小5、小2のパパ)


子どもの年齢によって放課後の過ごし方も変わっていきます。安心で有意義な時間を過ごせる方法を見つけたいですね。

取材・文/今井美由紀(Neem Tree)

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