


vol.5 4人きょうだいママの自然体な子育て


パパ、ママ、小学5年生のみひちゃん、小学3年生のゆうくん、6歳のゆりちゃん、1歳のかいちゃんの6人家族は狛江市で暮らしています。ママは保育士で、現在は育休中。平日はパパの帰宅が遅いので、ママと子どもたちだけで過ごします。一番下のかいちゃんはまだ小さく手がかかる時期。どうやって日々の生活を過ごしているのでしょうか。4きょうだいママのリアルな日常をお届けします。
9:00 次女の保育園へ/次男と一緒に歩いて登園
7:00に起床後、洗濯からスタートするママ。何せ6人家族。洗濯物が多いので、まずはつけ置きをしてから朝食作り。食べさせている間に洗濯機を回し、小学生組のみひちゃんとゆうくんが出発してから洗濯物を干すそう。その後、掃除を済ませ、年長さんのゆりちゃんを保育園に送ります。
保育園はすぐ近所なので、次男も一緒に徒歩で登園します。次女を保育園へ送り終えると、ほっと一息つけますね。洗濯機は毎日必ず回します。朝食の準備や後片付けを並行して行うことが効率化のポイントです。多いときは2回、金曜日は3回回しですね。乾燥機は、以前使い過ぎて故障したことがあるので、厚手のタオル以外はなるべく干すようにしています。
10:45 次男とお散歩/児童館や買い出しへ
ゆりちゃんを保育園に送った後は、かいちゃんと一緒にお散歩。
近所を散歩したり、児童館や買い出しに行ったりします。近くに公園がたくさんあり、児童館での地域交流も盛んです。子育てしやすい環境がありがたいですね。
帰宅後、お昼ご飯を食べてかいちゃんをお昼寝させたら、小学生組が帰宅するまで束の間のフリータイム。夕飯の下ごしらえをしたり、最近ハマっているポイ活をしたりして過ごすそう。
LINEのオープンチャットのポイ活グループに入って、いろいろなポイ活情報を収集してはポイントを貯めたり、お得に買い物をしたりしています。
保育士になる前は、新卒で入社した住宅メーカーに勤めていたママ。
前職で3回育休を取ったのですが、そのときにベビーマッサージなどの親子イベントに参加して、とても楽しかったんです。自分の好きなことを仕事にしていきたいなと感じました。資格があった方がいいと思い、4年前、次女が2歳のときに保育専門学校に入学しました。専門学校では20代から50代までの人が学ぶクラスで、2年間勉強しました。寝かしつけの後に日誌を書いたり、テスト勉強をしたりしていましたね。
専門学校時代に作った手作りのペープサート。歌いながら進んでいく紙人形劇に、小さい子どもたちは夢中に。
洗面所に貼られた「てのあらいかた」もママのお手製。
15:30 小学生組が帰宅/宿題の見守り
みひちゃんとゆうくんは帰宅すると、すぐに宿題を始めます。
長男は友達と公園で遊ぶ約束をして帰ってくるのですが、公園へは宿題をしてから行くルールにしているので、帰宅後すぐに宿題をやる習慣ができました。長女は自発的にやっていますね。
4人きょうだいの一番上のみひちゃんは、しっかり者で、頼りになる存在です。
下の子たちの面倒をよくみてくれて、わが子のようにかわいがってくれています。私が疲れて動けないときには、長女がみんなに指示をしながら手伝ってくれて、助かっています。
18:00 夕食の準備/30分ほどで調理
16時半にゆりちゃんのお迎えに行き、帰宅後少ししたら夕食の準備に取り掛かります。
一人目のときは、"子育てはこうあるべき"という思いが強く、ごはんも子どものために一生懸命作らなきゃ!と、頑張っていたのですが、子どもは食べてくれないということが続きました。何で食べてくれないんだろうと悩みましたね。そこで、自分が食べたいと思うものを作ってみたら、パクパク食べてくれたんです。これをきっかけに肩の力が抜けて、日々の感覚で"これが食べたい!"と思ったものを作るようにしています。
夕食の時間は、ママにとって大切な時間なのだそう。
一人ひとりのその日の出来事を聞くようにしています。その子が何を考えているのか、何に悩んでいるのか、何を楽しんでいるかを知るために欠かせない時間です。それでも時間が足りなくて、一人ひとりと向き合う時間がもっと欲しいですね。
アウトドアが大好きなファミリー。休日は、家族でキャンプに出かけることも。子どもたちは、平日はなかなか顔を合わせることができないパパとゆっくりできる、大切な時間です。
家で過ごすときは謎解きゲーム、ファッションショー、ダンス大会など、子どもたちで考えて、楽しんでいるのだとか。平日は忙しいママも、休日はゆったり過ごしているそうです。
夫は平日は帰宅が遅いので、休日は子どもとの時間をとても大切にしてくれています。仕事で疲れているのに私に気を遣って3食ごはんを作ってくれて助かっています。
ママに子育てでモットーにしていることを聞いたところ、
自分も一緒になって楽しむこと、一人ひとりを尊重すること、自分が悩んだときに子どもに相談して一緒に考えてもらうこと。
という答えが返ってきました。
4人の育児で忙しくてもママが自然体なのは、子どもたちを子ども扱いせず、頼りにしていることが大きいようです。
また、疲れたときは子どもに助けてもらう。困ったときは、子どもたちに意見を聞く。そんなふうに、ママも感情のあるひとりの人間だという姿を見せてきたことが、子どもたちをみんなで支え合うきょうだいに成長させました。
撮影/矢部ひとみ 取材・文/羽田朋美(Neem Tree)