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vol.9 夫婦で自然と助け合う共働き家庭の暮らし

 
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高2のお兄ちゃん、中2の娘ちゃん、小2のちびくん、パパ、ママの5人で暮らすファミリーが府中市の今の家に引っ越してきたのは、今から7年前。
路地の突き当たりという立地が気に入って購入した戸建ては、人目が気にならず、子どもたちを安心して遊ばせることができます。取材当日も、ちびくんは近所のお友達数人と水遊びを楽しんでいました。
フルタイムで働く忙しいママですが、お子さんたちと向き合う時間もしっかり取りつつ23時には就寝して、7時間の睡眠時間を確保。通勤時や昼休みなどを利用しながら、ルーティンを決めて効率的に1日を過ごすママの時間術や家事の仕組み化にはヒントがいっぱいです。

7:30 出発/職場へ

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6時に起床後、お兄ちゃんとご自身のお弁当作り、朝ごはん作り、そして晩ごはん作りまでこなすママ。しっかり朝ごはんも食べて、7時半には家を出発します。

晩ごはん作りといっても、自動調理鍋に材料をセットするだけなので、数分で完了。帰宅時には料理ができあがっているので、重宝しています。手を抜けるところは抜きながらも、出発までの1時間半の間にできることを済ませます。

通勤時間は約45分。

ネットを見たりLINEをしたり、自由に過ごします。電車の中で、オンオフを切り替えています。

お昼休みは子どもに関する連絡事項などに対応して、スキマ時間を上手に使っているそうです。帰宅後のタイムスケジュールを予定通りにこなすためにも、できることは帰宅するまでに済ましておくことが欠かせません。

19:00 ドライブ/子どもの習い事送り

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帰宅後、19時に愛車で子どもたちの習い事の送りへ。

上のふたりは自分で通える年齢ですが、この時間は子どもたちそれぞれとコミュニケーションが取れる大切な時間になっています。ドライブも気分転換になっていいですね。

週2日は残業し、21時頃に帰宅するというママ。

残業の日は私の母と夫の母がそれぞれ夕方から手伝いに来てくれています。食事の支度や洗濯、子どものことをお願いしています。子どもたちはおいしいものを食べられると楽しみにしています。

ママにとってもうひとつの大切な時間が、お子さんたちを見送ったり、迎えたりするひとときなのだとか。

2年前から週に一度、在宅勤務ができるようになったので、家で子どもたちに『いってらっしゃい』や『おかえり』が言えるのは幸せですね。
それまではできなかったことなのでうれしくて、つい、出かける後ろ姿の写真を撮ってしまいます。

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22:00 運動/子どもたちとストレッチ

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就寝前には、お子さんたちとYouTubeでストレッチをするのが日課です。

ホームプロジェクターで壁に動画を写しながら、長女と次男とでストレッチをしています。動画は毎回違うものをセレクトするので飽きないですし、みんなでできるのが楽しいので、続いています。

子どもと過ごす時間を大切にしているママ。お子さんたちと過ごす上で、心掛けていることはなんでしょう。

子どもたちの話を聞くことや、がんばったことは褒めることですね。それから、干渉しすぎないようにしています。
家にいるときは、ほぼみんなリビングで過ごします。それぞれ好きなことをやっているけれど、やるべきことが終わっていれば、ゲームであろうが口出しはしません。

23:00 食器洗い/パパが担当

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毎日の食器の片付けと洗濯物干しは、パパが担当しています。

家事や育児において、ママだから、パパだからという分け方はしていません。どちらの仕事という決まりもなく、できる方がやるということにしています。PTAは私がやることが多いのですが、夫が出席することもあります。
とは言え、自然と得意な家事をやるようにはなっていて、食器洗いと洗濯、掃除は夫が担当しています。

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洗濯物干しは、休日は日中に、平日は夜に行います。
「洗濯物をピンと張って干したいというこだわりがあって、洗濯物干は結婚当初からやっていますね。朝に弱いので、平日は22時頃に干しています」とパパ。
そんなパパは、夜、家事を終えて酎ハイを飲んでいる時にホッとするのだそう。

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キッチンカウンターには、さまざまな種類のお花や植物が並んでいて、目を楽しませてくれます。

一日一輪、花をもらうサブスクをしています。季節を感じられるようになったり、好きな花を一輪選ぶということが楽しいです。

ママにとってお花を飾る時間は、忙しい日々の中、自分に立ち返れるひとときになっているようです。
ほかに、多忙な毎日をこなす上で欠かせないポイントは?

完璧は求めないことにしています。
子育てしながら働いていること自体、頑張っていると思うので、無理はしません。洗濯は毎日しませんし、朝着替えをさせるだけで一苦労なので、次男には次の日の服を着せて寝かせることも。
お風呂掃除やエアコン掃除は、年に何回か掃除業者に依頼しています。プロの手を借りると、感動的にきれいになりますね。
わからないことや迷ったことはママ友にすぐ聞くなど、頼りになる友人の存在にも助けられています。周りの人に支えられているからこそ、毎日過ごせているので、感謝しています。


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定期的に撮影しているという素敵な家族写真が飾られたリビングからも、お子さんとの時間を大切にしていることが伝わってくるファミリー。

子育てでモットーとしていることをお聞きすると、ママは「子どもを信じること。できると思えば、子どもはできる。それから、自分も楽しむこと。迷った時は、楽しいほうを選びます」と答えてくれました。また、パパは「子どもの意見を尊重すること。意見を押し付けないで、よく話すこと」と答えてくれました。

大きな愛情と深い信頼を一身に受けたお子さんたちは、これからも伸びやかに、そして健やかに育っていくことでしょう。

撮影/矢部ひとみ 取材・文/羽田朋美(Neem Tree)

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