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vol.1 今からだって遅くない!節約生活はじめました

 
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「お金を貯めたいと思っているのに、なかなかうまくいかない!」「将来のためにも貯めなきゃいけないのはわかっているけれど、ついムダづかいしてしまう」......そんなパパ&ママにお読みいただきたい、お金のことを考えるコミックです。家計のピンチに気づき、節約生活をスタートしたばかりのたま村家のみんなと一緒に、お金と向き合う暮らし、はじめませんか?

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目を向ければ、ちゃんと貯まる

たま村家のパパ・陽さんのように、セールで安くなっているからと無計画に買い物をしたり、食べることが好きで頻繁に外食したりする人は、要注意! これが習慣になると、貯蓄にまわすお金が残らなかったり、毎月赤字で少しずつ預金を取り崩したりしながら生計を立てることになりかねないからです。

そこで重要なのが、たま村家のママ・緑さんのように、日常生活の中のムダを徹底的に洗い出すことです。緑さんはあまり使っていないサブスク(※)を解約したり、コンビニのちょこちょこ買いをやめるなどしてお金の使い方を見直したところ、普段何気なく使っていたお金が手元に残るようになりました。

たま村家の様子からもおわかりの通り、ムダづかいは「無意識下」の行動の中に潜んでいます。「そこまで消費しているつもりはないのになかなかお金が貯まらない」という人は、無意識のうちに何となくお金を使っていないか、そしてそれは自分にとって価値のある使い方かどうかもチェックしましょう。緑さんはコンビニのちょこちょこ買いをムダと判断しましたが、ある人にとっては仕事帰りの楽しみで、大切なストレス解消法かもしれません。このように、日常のムダをチェックする際には、「自分にとって価値があるお金の使い方かどうか」についても考えながら選択することが大切です。そのうえで、ムダと感じたら、どんどん改善していきましょう。

お金の使い方に目を向けると、購入するときに「これは本当に必要かな」と考えるようになるため、衝動買いも減ってきます。すると、節約とお金に対する意識の変化の相乗効果で、お金はちゃんと貯まっていくはずです。

今からでも遅くありません。まずは「何となく消費」や「何となく支出」はないか考えてみてくださいね。

節約生活でお金が浮き、すっかり自信をつけた緑さん。

次回は、いよいよ固定費の節約に着手します。

※サブスク:ある商品やサービスを一定期間、一定額で利用できる仕組みのこと。「サブスクリプション」の略。


イラスト/佐々木奈菜 取材・文/羽田朋美(Neem Tree)

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