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vol.2 固定費を制する者は節約を制す

 
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「お金を貯めたいと思っているのに、なかなかうまくいかない!」「将来のためにも貯めなきゃいけないのはわかっているけれど、ついムダづかいしてしまう」......そんなパパ&ママにお読みいただきたい、お金のことを考えるコミックです。家計のピンチに気づき、節約生活をスタートしたばかりのたま村家のみんなと一緒に、お金と向き合う暮らし、はじめませんか?

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大きな節約効果が期待できる固定費の見直し

家計の見直しをするうえで日々の小さなムダづかいをやめることはもちろん大切ですが、大きく節約するためには、固定費の見直しが欠かせません。

固定費とは、家計のうち毎月継続してかかる費用のこと。一度見直せば節約効果が持続することと、食費を抑えたりレジャー費を削ったりというように、好きなことややりたいことをガマンすることなくストレスを溜めずに節約できることが大きなメリットです。

緑さんが最初に着手したのが、格安SIMへの乗り換えです。スマホを大手携帯会社から格安SIMに乗り換えることによって、人によっては大幅な節約に。ほかにもスマホ代は、契約時のオプションの見直しで毎月数百円から1,000円以上浮く場合も。年間に換算するとそこそこの金額になりますから、不要なオプションがあれば解約しましょう。

保険料の見直しは大きく節約できる可能性があります。たとえば生命保険に医療特約がついているにもかかわらず掛け捨ての医療保険にも加入しているなど、まずは保障内容の重複がないか確認することが重要です。

光熱費も大事な見直しポイント。電力会社・ガス会社の中には、電気とガスのセット割、ガスや通信プランとのセット割など、お得なプランを打ち出している業者も多くあります。シミュレーションサイトで料金比較をしてみるのがオススメです。

緑さんは節約で浮いたお金を「貯金したい」「家族のために有意義に使いたい」と言っています。緑さんのように節約の目的を明確にすることで、より意欲的に節約できるようになります。モチベーションが上がる目的を持ち、節約生活を楽しいものにしていきましょう。

固定費の見直しで、貯蓄への意欲が増した緑さん。

次回は、お財布の管理方法についてのお話です。


イラスト/佐々木奈菜 取材・文/羽田朋美(Neem Tree)

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