おかね Share

みんな、老後資金どうしている!? vol.32

 
...
連載一覧を見る
 

「お金を貯めたいと思っているのに、なかなかうまくいかない!」「将来のためにも貯めなきゃいけないのはわかっているけれど、ついムダづかいしてしまう」......そんなパパ&ママにお読みいただきたい、お金のことを考えるコミックです。家計のピンチに気づき、節約に目覚め、運用もスタート!たま村家のみんなと一緒に、お金と向き合う暮らし、はじめませんか? 

tamamura-family-2024.jpg

tama-comic-32.jpg

老後資金、いつから貯めるのが正解?
そもそも老後資金って!?

老後資金とは、仕事を辞めて収入がなくなった後に生活する費用のことで、食費、光熱費、住居費、医療費、衣料費、交通通信費など生活に最低限必要な費用から冠婚葬際費、教養・娯楽・趣味のための費用まで、人生すべてにかかる費用のための資金を指します。
多くの場合、老後資金は、老後に受け取る公的年金と預貯金ですが、公的年金だけではまかないきれないため、あらかじめ自分自身で老後資金を形成しておくことが重要だとされています。

老後資金、いつから貯めるのが正解?

たまちっぷす読者のみなさんは、老後資金と聞いても、「まだ30代だから」「定年まで20年以上あるし......」などと、あまりピンとこない方は少なくないかもしれません。
しかし、老後資金はなるべく早めに準備することが大切です。なぜなら、早めに始めることで、月々の負担額を抑えることができるから。
思い立ったときがタイミングととらえ、今から準備していきましょう。

老後資金、いつからどうやって準備している?パパママの声

ちょうど「老後2,000万円問題」で世間がにぎわっていた2019年頃、iDeCoに加入。60歳まで引き出しできないので、使い込みの心配もないので安心。(高1、中2、小5のママ)

日々の暮らしがいっぱいいっぱいで、老後資金を意識する余裕はない。子どもの教育費の負担がなくなったら考える予定。(中2、小4のパパ)

2024年1月からの新NISAスタートのタイミングで、老後資金形成目的で毎月5万円の積立投資を始めた。年率2%以上で運用できれば、15年ほどで1,000万円を超える資産を築ける予定。残りは、
夫婦ふたりの退職金を充てるつもり。(中1、小5のママ)

貯蓄型の保険やNISA、定期預金などで、すでに老後資金は形成済み。でも、物価上昇がこのまま続くと、ひとり2,000万円でも足りない気がする。(高3、中2のママ)

昨年くらいからやっと意識し始めて、つみたてNISAを始めたところ。(小6、小3のママ)

正直、まだ老後のことまで考えられない。でも、少額でも積み立てたほうがいいのか悩んではいる。(小1、5歳のママ)

長女が小学校に上がったタイミングで、教育費と老後資金、二本立てで貯蓄をスタート。微々たる金額だけど、塵も積もれば山となると思ってがんばっている(小2のママ)

いくら貯める?本当に2,000万円必要なの?

2019年に金融庁が「95歳まで生きた場合2,000万円の貯蓄などの取り崩しが必要になる」という試算を発表し、「老後2,000万円問題」が話題となりました。
また、公益財団法人生命保険文化センターが行った「2022(令和4)年度 生活保障に関する調査」によると、夫婦ふたりのゆとりある老後生活を送る費用は平均37.9万円となっています。
これにはさまざまな意見がありますが、人によって老後資金の必要額は異なります。
このため、「2,000万円」「37.9万円」という金額に振り回されるのではなく、自分にはどれくらいの老後資金が必要なのか、シミュレーションすることが大切です。

◆「必要な老後資金は?」「どう貯める?」は、すまいるプラザで相談しよう!

すまいるプラザは、たましんが運営する、もっと便利な相談窓口です。
ファイナンシャル・プランナーの資格を持ったスタッフが無料で相談にのってくれます。
土日も営業しているので、平日は忙しいパパ&ママにもぴったり!ぜひお気軽にご予約ください。

老後資金についてのご相談は、すまいるプラザへ


緑さんのように、「教育費を貯めるだけで精一杯で、老後資金まで頭が回らない」という方は少なくないでしょう。
しかし、早めに準備を始めたほうが負担が少ないのも事実です。
老後資金の必要額は、それぞれの家庭で違います。

まずは、ご家庭の必要額を調べたうえで、計画的に資金形成していくのがベストです。
たま村家のように、無料で相談できるたましんすまいるプラザに行ってみるのも1つの手です。

【関連記事】
▼新NISA、みんなどうしてる? vol.28
https://tama-tips.jp/money/rensai/vol28-shin-nisa.html

イラスト/佐々木奈菜 取材・文/羽田朋美(Neem Tree)

Recommend おすすめ