多摩地域愛ダダもれ!「多摩地域あるある川柳2024」授賞式
多摩地域メディアpresents「多摩地域あるある川柳2024」にたくさんの応募ありがとうございました。多摩地域をはじめ全国からなんと4,302作品という多数の応募をいただきました。この場をお借りして、深く御礼を申し上げます。
思わず「あるある」とうなずく作品から、くすっと笑ってしまう作品、ほろっとする作品まで、多摩地域への愛を感じる作品が数多くありました。5月22日にはミライズ立川で授賞式を行い、受賞者、協力メディア総勢40名ほどが集い、にぎやかな会となりました。
今回は、受賞作品と授賞式の様子をご紹介します!
メディアの選定理由とともに紹介いたしますので、「多摩地域あるある川柳2024」をお楽しみください。
受賞作品紹介
「多摩地域愛ダダもれ賞」1名
【大賞の選定理由】
多摩地域愛ダダもれ賞は14メディアで候補を選出し、厳正に審査させていただきました。「多摩だって都内なんだぞ!とか(都下)言って」まさに多摩地域にお住まいの方なら一度は感じることではないでしょうか。掛詞でユニークに表現していただいているとこも心をグッと掴まれますね。
都心には憧れるけど、都内に負けないくらい多摩だって素敵な地域ですよ、と伝わる表現だと感じました。
【多摩地域愛ダダもれ賞「星月」さんコメント】
多摩地域を説明する際に珍しく強気に出たものの、やはり多摩地域の控えめでお茶目な人柄を句にしたためました。「壮大なドッキリ?まさに狐にでもつままれた気持ち」と家族で受賞を喜んでいます。生粋な多摩っ子の私にとっては、十二分過ぎて勿体ないほどの金メダルです。
「多摩地域メディア賞」各1名
「いいね!立川」賞
【選定理由】
平和な家庭が思い浮かぶ作品だと思いました。「立川市の人口18万のうち、15万7000人が同じ行動をしています!!」と5年以内に堂々と言えるように、私たちの目標として選びました。
FMたちかわ賞
【選定理由】
多摩モノレールを乗った際に、空中を走っていく様子に近未来を感じたことがある人もいると思います。それを"空の絨毯"という表現しており、「なるほど!」と感じました。
J:COM 多摩局
【選定理由】
選定した際に、「これ言うよね~!」と社内で一番声が多かった作品だったので、選ばせていただきました。
週刊きちじょうじ賞
【選定理由】
吉祥寺といえば、井の頭恩賜公園のスワンボート。過去から現在へつながる、愛が溢れる作品だと思います。映画のワンシーンのような、幸せな気持ちになる一句だと思い選定しました。
立川経済新聞賞
【選定理由】
都内から中央線で通勤をしていた際に、オリオン書房のカバーをかけている人がいると「同じ立川人だ!」と感じた思い出がありました。川柳からあるある情景が思い浮かび、選びました。
たまちっぷす賞
【選定理由】
モノレールに乗ることを熱望する熱い気もちがとてもよく伝わってきました。武蔵村山市に住んでいる知人が、自分が元気なうちには線路が延びてほしいわ~、と話していたことを思い出します。
これからの未来への希望を感じる明るい雰囲気から、この作品を「たまちっぷす賞」に選定いたしました。
多摩の検索ちゃん賞
【選定理由】
まさに多摩の検索ちゃんが体現したいことです。多摩地域は表面的にTVメディアでの報じ方もあり、立川・吉祥寺・八王子が台頭しているようにみえるのですが、実はそれだけではなく、檜原村に行ったらサル・シカに会えたり、多摩丘陵には平成たぬき合戦ぽんぽこのリアルたぬきに出会えたり、奥多摩に行ったら水に飛び込むアクティビティがあったり、青梅に行ったら秘境飯があったり西東京に行ったら素敵なカフェがあったり....この作品のたまたま来てみたけど、いろんな素敵なところがあって足繁く通うようになってしまった人をもっともっと増やしたいと思い、選びました。
多摩ポン賞
【選定理由】
昼はいろいろな映画やドラマ・CMなどの撮影ロケ隊が、夜は多摩丘陵に昔から住みつくタヌキが出没したりと、多摩市の魅力と昼と夜のコントラストを巧みに表現したこの作品を「多摩ポン賞」に選定しました。
八王子ジャーニー賞
【選定理由】
八王子の三大要素である、田舎、ヤンキー、そして雪国。雪が降ると毎度のようにこすられ続けてきましたが、KICK THE CAN CREWのLITTLEさんやファンキー加藤さんから脈々と受け継がれる八王子の固い韻を踏んでの一句が最高にクールだと思いまして、この作品を八王子ジャーニー賞に選定しました。
ひのひの賞
【選定理由】
日野市は、立川と八王子といった多摩地域における二大横綱に囲まれた都市で、自分の市よりも「立川がすごいよ」「八王子にこんな施設ができたよ」と自慢することがあり、「あるある、あるよね~」ということで編集部内で満場一致で選びました。
まいぷれ立川賞
【選定理由】
この作品を見た際に、立川の誰もがテンションが上がってしまう瞬間であるあるだと思い、選びました。
まいぷれ八王子賞
【選定理由】
八王子は東京の中でも端にあり、普段あまりしない恰好を無理にして、東京(都内)に行くあるある情景に笑ってしまい、この作品を選びました。
街プレ西多摩版賞
【選定理由】
西多摩の春はもちろん気持ちの良い季節ですが、多く人の悩ます花粉で山が黄色の煙に包まれるのは風物詩です。
読売新聞立川支局賞
【選定理由】
SNSなどでの「映え」はお店や観光スポットの集客にも大きく役立っており、現代的で面白い現象だと思います。その「映え」が表面的、表層的なものに対し、「おもてなし」とは人間の思いや気持ちという内面を基にした具体的な行動のことです。「映え」という近年の流行よりも、フェイス・トゥー・フェイス、対面による着飾らない、昔ながらの素朴なおもてなしとその心が、多摩地域には今でもあるんだよ、と読み取りました。多摩地域に暮らす人たちのすばらしさが、近年の流行と対比が表れており、秀逸と感じました。
【多摩信用金庫「たまちっぷす編集部」メンバー 総評】
たくさんの多摩地域愛があふれていて、選考はとても幸せな時間でした。どの作品もそれぞれに良さがあり、迷いに迷って選考しました。皆さんにすべての作品を紹介したいくらいです。この多摩地域あるある川柳に携わったすべての方の多摩地域愛がより深まったと思います。
■授賞式・交流会の様子
授賞式では、まずはじめに、東京経済大学落語研究会による「多摩地域愛についての落語」を披露していただきました。
書家・麗泉氏の揮毫(きごう)により、大賞である「多摩地域愛ダダもれ賞」の作品が発表されました。
各賞の発表は、選定理由とともにメディアから発表され、全15作品の表彰を行いました。
応募いただいた皆さまについて
【応募者住所】
多摩地域をはじめとして、北は北海道、南は九州まで全国からあるある作品をお寄せいただきました。
【応募者年齢 】
最年少は8歳、最年長は90歳代と、幅広いご年齢の方がご応募くださいました。
(応募総数:4,302件/応募者数:881名)
いかがでしたか?
1つ1つの作品から多摩地域愛が溢れていますね。
「あるある」とうなずくものや中には新しい発見があったりと、まだまだ多摩地域の魅力がたっぷりありそうです!
今回ご応募いただいたみなさん、ご協力いただいたメディアの方々、本当にありがとうございました!
たまちっぷすは、今後もみなさんの多摩地域愛を高めていけるよう、取り組んでまいります。
次回もお楽しみに...(!?)
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たまちっぷす編集部