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人生24時間で考えたら、あなたは今何時?人生時計を調べてみよう

 

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人生を24時間で例えると、自分は今、何時頃だと思いますか。
さらに、パートナーや子ども、親は何時に位置しているのでしょうか。
子どものことやパートナーシップ、人間関係、生活のことなど、生きているといろいろなことがありますよね。

そんなとき、一度立ち止まって人生時計を確認すると、自分自身を見つめ直すきっかけになったり、大切な気づきがあるかもしれません。

そこで、今回は人生時計の出し方や、人生時計の活かし方について紹介します。

1分1秒の大切さが身にしみる人生時計とは?

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人生時計とは、人間の一生を時間に換算して、24時間に当てはめたもの。
実年齢を3で割ると、算出することができます。

例えば0歳であれば、0÷3=0 午前0時。まさに、1日が始まったばかりです。

9歳は、9÷3=3 午前3時
30歳は、30÷3=10 午前10時
45歳は、45÷3=15 15時、午後3時

こうして24時間に換算すると、自分が進んできた時間を直観的に捉えることができるのです。

日本の男性の平均寿命81.05歳(2023年)で計算してみると、

81.05÷3=27.01 27時、午前3時

1日が終わり、翌日に入ってしまいました。
72歳以上は翌日になるわけですが、人生時間を知ることで、「人よりも長く1日を楽しめている」「あとはおまけだと思って自由に楽しく生きる」など、今を前向きに捉えることができそうです。

たまちっぷすの読者世代の人生時計は日中の活動時間

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たまちっぷすの中心読者層の年齢は、30代前半から40代後半。
年齢を3で割って24時間で表すと、午前10時前後から午後4時前後です。

人生時計を仕事時間に当てはめて考えると、年齢ごとに大切にしたいことが見えてきませんか。

◆30歳は午前10時。何事もフルパワーで取り組める時期

午前中の仕事が始まったばかり。1日の中でも、やる気と集中力が高まり、効率よく作業に打ち込むことができる時間帯です。人生においても、さまざまなことにパワー全開で取り組めそうです。

◆36歳は正午。一度立ち止まってみるといいかも

お昼休憩の時間です。一度立ち止まって、これまでの時間を振り返ったり、未来の計画をしたりするのにぴったりな時期。本当はやってみたいのに、二の足を踏んでいることはありませんか?

◆39歳は午後1時。再始動です!

休憩が終わり、午後の仕事のスタートです。ランチを食べて、エネルギーを補充したので、再び元気いっぱいに仕事に向かえます。人生においては、30代最後の年。理想とする40代の実現のためにも、今から動き出してもいいかもしれません。

◆42歳は午後2時。まだまだ集中、踏ん張りどきです

午前中ほどの集中力は続かなくても、精力的に、仕事に向かえる時間帯です。ここでがんばれば、残りの仕事もグッとラクになるはず。人生も同じく、この時期、一生懸命に取り組んだことは、大きな宝となるでしょう。

◆45歳は午後3時。上手に気分転換を

睡魔に襲われたり、疲労感を感じたりして作業効率が下がることもあるかもしれません。そんなときには、ストレッチがおすすめ。人生にも、リフレッシュが必要です。
マッサージや旅行など、自分をいたわる時間も大切にしましょう。

◆48歳は午後4時。楽しみはこれから!

終業時刻が見えてきて、今日の仕事もラストスパートに向かって動き出す時間帯。
とはいえ、1日はまだ終わりません。フリータイムとなる1日の後半を楽しむためにも、すべきことは早めに終わらせましょう。人生も、まだこれからです。

モヤモヤが晴れる!人生時計の活かし方

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日々の生活や人間関係など、思うようにいかないとき、人生時計は、私たちに新たな視点を与えてくれます。
ここでは、そんな人生時計の活かし方を見ていきましょう。

1.子育てでモヤモヤしたときに

12歳の子どもであっても、12÷3=4で、まだ午前4時。冬であれば外は真っ暗です。
子どもたちの人生時間は夜明け前だと思うと、世話が焼けるのは仕方ないと思えたり、気が楽になったりしませんか。
今片付けができなくても、勉強ができなくても、大丈夫。焦る必要はありません。人生はこれからなのだと、長い目で見てあげてください。

2.自信をなくした子どもの励ましに

うまくいかないことがあったり、悩みがあったりする子どもの自信を取り戻したいときも、人生時計は役立ちます。
「あなたの年齢は、24時間でいうと、まだ朝にもなっていないんだよ」と声を掛けてあげましょう。
そして、「だから、うまくいかないのも仕方ないよ。でも、練習する時間はたっぷりあるから、次にがんばろうね」「人生はまだこれから。どんなことにもチャレンジしていけるよ!」などとエールを送ってあげましょう。

3.自分を見つめるきっかけに

以下のように、人生時計でこれまでの人生を振り返ってみましょう。

・午前7時台(21歳~23歳)...バイトでお金を貯めては海外旅行を楽しんだ
・午前9時台(27~29歳)...仕事がとにかく忙しく、平日は寝るだけの毎日だった
・午前11時台(33~35歳)...子育てと家事に追われ、自分のことは二の次
・午後12時台(36歳~38歳)...相変わらず多忙な日々。1日があっという間

このように人生時間で振り返ることで、「午前9時からずっと忙しい時間を過ごしてきたから、午後1時からは少しゆったり過ごせるように調整しよう」などと、ライフスタイルを見直したり、本当はどう生きたいのかをじっくり考えたりと、自分自身を見つめることにつながるでしょう。

4.人生の目標設定に

毎年、歳を重ねるごとに進んでいく人生時計。
33、36、39、42、45......と、3の倍数の年齢のときはこれまでの振り返りと、今後の目標設定をしてみましょう。
3年ごとに区切ることで、中期的な目標を立てやすくなります。
また、「ついに午後の時間帯に入ってきたな。今年こそ、先送りにしてきた習い事を始めよう」などと、直近の具体的なプランに着手するきっかけになりそうです。


自分や周囲の人たちの年齢を人生時間で考えてみると、改めて、自分の人生の時間も、周囲の人たちの人生の時間も、かけがえのない時間であることに気づかされます。
そして、人生の時間は有限だからこそ、何に時間を使い、何を優先させるのかも見えてきます。
定期的に人生時間をチェックしながら、自分にとって価値ある時間を過ごしましょう!

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取材・文/羽田朋美(Neem Tree)

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